グラウンドアンカー工におけるグラウト吹上がり時の元請対応と施工対応

皆さんこんにちは。

エンタです。

今週は忙しい週です。

アッチコッチと右往左往してきますw

目下現場ではグラウンドアンカー工の施工中。

削孔中に1個前のアンカーの孔からグラウトが吹き出てきました!吹き出す

さぁどうしましょう!

削孔で隣の穴とつながる事は良く有ります。

孔がつながるとは、

削孔中 湧水

順番に施工しているとします。

新たに削孔を行っている最中に、地中内でミズミチや節理が有った場合に削孔水と削孔エアーの圧力の影響で削孔完了、アンカー挿入、グラウト注入済みの孔内からグラウトが吹いてくるんです。

削孔中 ミズミチ 節理

だいたいこう言った場合は同じ位置位で吹き出てくるので、どの辺がつながっているか分かります。

こう言った場合の対処方はどうしますか?

当然土質にもよって対処方が変わって来ます。

 

イロイロな対処方を知る事で役所に対しての打合せ簿や元請けに対しての受け答えが変わってきます。

そしてなにより安全に施工を進められるわけです。

文書で提出

少しいやらしい言い方ですが、責任の所在もハッキリする事が出来ます。

最悪の場合は全ての責任を施工側がかぶる事になりかねません。

現場での問題はやはり元請け、役所に周知させ、出来れば口頭では無く文書でしっかり提出した方が良いです。

役所によっては受け取らなかったり、受理しない場合もありますけどw

NEXCOの施工管理はあからさまに見なかったことにする様ですwww(責任は一切取らない主義?w)

 

そして、対策ですが、それはまた明日にでも。

それではまた。

  1. tamo923 より:

    某ビットメーカーで長年営業を行っていた者です。
    今は、工場で作る側の仕事をしている関係で、直接お客さんと話をする事や市場動向を確認する事が出来無くなり寂しく思っていましたが、今はエンタさんのブログを読むことで和ませて頂いています。
    さて、昔話になりますが、以前当方のお客さん(アンカー施工業者)が、現場でグラウトの吹き上がりや削孔水の逃げで大変苦労した事を思い出しました。現場がミカン畑の近くであったことから、ケミカル系の薬剤を使用する事も出来ずにいました。数日後、その現場を訪問したところ、何とそれまでの苦労はどこ吹く風で施工されていました。理由を聞くと、大量の乾燥した海藻(テングサやわかめ等)を細かく刻んで水でもどし、削孔水に混ぜて孔中のクラックに充填したと聞きました。そんな馬鹿なとも思いましたが、海藻であれば周辺への影響も少なく、期待した通りの結果になったとの事でした。今は、そんなことをしなくてもいい薬剤等があるのでしょうね。

    • エンタ エンタ より:

      いつもありがとうございます。

      海藻の使用は凄い考えですね!確かに影響は無さそうですが、今どきは有機物を購入してはマズいのでちょっとヤバイですけどw

      しかし、何とかしようという気持ちはよく分かります。

      ある意味創意工夫ですねwww

      しかし、今でもそれ程良い製品は無いんです。

      まだまだ我々の努力不足を感じます!
      何かイイモノが作れるように頑張ります!

      今後ともよろしくお願いします。

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