お隣の国韓国から見る、我々日本人の未来は!?

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日打合せで韓国行って来ました。

すでに日本で作れない物を海外で作る時代になってきました。

打合せしているとやはり韓国でもドンドンその流れが来ていており、韓国ですら作れない物が!?

旋盤加工

そしてそれと同時に深刻な事態はやはり人手不足!

若い子がいないからモノも作れない!

建設・介護・運送などの現場では、 「若者が来ない、外国人が支える」構図が共通!

韓国も日本と同じく、ベトナム・ネパール・インドネシア人を積極受け入れ中だそうです。

特に建設業は、 「外国人がいなければ工事が止まる」段階になっていて非常に危機的。

韓国はなぜ少子化になったのか?

韓国の少子化は、単なる「若者の恋愛離れ」ではなく、社会構造と文化が複雑に絡み合った結果。

聞いた事を以下にまとめた主な要因です。

 

① 男子の兵役と学歴競争の長期化

韓国では男子に兵役義務(約2年)があります。

そのため大学在学中に入隊するケースが多く、

さらに韓国は極端な学歴社会で「名門大学」への進学を目指し、親が借金してでも在学中に留学させるほど。

結果として大学を卒業するのが28歳前後になるのが一般的って話しです!!

この構造が社会全体の結婚・出産の遅れを生み出しています。

 

② 初婚年齢の上昇と“年の差婚文化”の薄さ

20代で結婚する人は非常に少なく、30代後半での初婚(特に女性で37歳前後)も珍しくない国柄。

また、日本に比べて年の差婚があまり一般的ではないため、男女ともに同年代での結婚を望む傾向が強く、

結果的に結婚のタイミングをさらに難しくしているらしいです。

その為出産も送れるか、出産しない選択!

晩婚化

 

③ 教育費と家庭経済の重圧

韓国では「子ども1人に教育資金を集中する」傾向が強く、塾・私教育費に家計の多くを割く文化があるそうで。。。

そのため「子どもを多く持つ=経済的に無理」と考える家庭が増え、出産をためらう風潮が定着。

 

④ 結婚・出産への価値観の変化

韓国では「結婚しない」「子どもを持たない」と公言する夫婦や若者が多いのも特徴。

社会的にもそれを否定しない雰囲気が広がり、「結婚=重い」「人生の自由を奪うもの」という考えも浸透しているらしく、

その技術の女性も言ってましたw(イロイロ聞いてました)

 

結婚そのものがハードルの高い選択になっていると言うことです。

その結果が世界最低出生率!

 

世界の出生率ワースト20を見てみましょう。

順位 国・地域名 出生率(合計特殊出生率:1人の女性が一生に産む子どもの平均数) 主な背景・特徴
1 台湾 1.09 教育費・住宅費が高く、出産を避ける傾向が強い。
2 韓国 1.11 世界最低水準。晩婚化・非婚化・教育費負担。
3 シンガポール 1.17 高所得国で都市生活コストが高い。
4 ウクライナ 1.20 戦争と経済不安が深刻な影響。
5 香港(中国特別行政区) 1.20 狭い住宅・教育競争・晩婚化。
6 マカオ(中国特別行政区) 1.20 経済的安定も、家庭形成は困難。
7 モルドバ 1.30 東欧の若者流出・経済不安定。
8 イタリア 1.30 南欧型少子化。若者の非婚・長期失業。
9 スペイン 1.30 雇用不安・住宅高騰・女性の社会進出。
10 ポーランド 1.30 伝統的価値観と現代生活のギャップ。
11 日本 1.31 晩婚化・非婚化・保育・教育費の重圧。
12 ギリシャ 1.32 経済危機後の家族形成の遅れ。
13 ハンガリー 1.33 政府支援強化も効果限定的。
14 ルーマニア 1.34 若者の海外流出・国内貧困層拡大。
15 スロバキア 1.35 欧州平均よりも低下傾向。
16 クロアチア 1.36 移民流出が続く。家庭形成が遅い。
17 ポルトガル 1.37 仕事と家庭の両立が難しい社会構造。
18 中国(本土) 1.38 一人っ子政策の影響継続、若者の結婚離れ。
19 チェコ 1.39 社会保障改革中、家族支援制度は発展途上。
20 タイ 1.40 都市化・教育重視・結婚観の変化。

今後もっと加速する日本以外でも起きている人手不足!

我々日本人だけではなく海外からの人達を受け入れていくしかないのか?

 

自国だけ見ていたら意外と気がつかない所も、他国に行ったり他国と仕事することでイロイロな角度から見えてきます。

どこの国も、若い世代が安心して暮らせない社会になっている。

結婚も、子育ても、“余裕のある人”しかできないのか!?

 

インフラ等の建設もドンドン縮小し想像が付かないとその会社の社長も仰っていました。

その為に海外に出て今後栄えていくであろう国とも取引しているそうです。。。。

手抜き工事

事業継承も真っ先に大事ですが、それ以外にも急務で取り組むことが沢山だなぁと考えさせられました!

我々小さい地場法面屋の道はどうなるのか?

大手だけが生き残る世界線なのか?

 

施工会社は外国人を雇用を加速させる必要が一気に強まっている様には思います。

今の所はそれしか道がない!

韓国でもそれがすでに主流です。

なぜならそれしか無いからです。

日本に移民や実習生が来ることを拒む人も沢山います。

しかし、その人の生活はすでに彼らが担っています。

それが我々日本人が雇用している技能実習生です。

にも関わらず批判はされます。

言いたいことは分からなくもないですが、もうその辺の事は政治的にすでに遅くて。。。

 

難しい局面に来ている気がします!

私的には、外国人を雇用しつつ、今後の法面業界をガラリと変えれるような取組にチカラを入れていきたいなーって思っています。

それが我々を生きさせる道かも知れないと信じてw

厳しい時代ですが、時代に言い訳せずに今を強く生きていきましょう!

 

それではまた。

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