新入社員の顔出し投稿、会社の自己顕示欲になってませんか?

皆さんこんにちは。エンタです。

4月になりましたね。

SNSのタイムラインを見ていると、各業界の新入社員報告がドンドン流れてくる季節になりました。

大手企業はあまりやっていませんが、中小企業がこぞって「今年はコレだけ社員が入社しました!」ってアピールしてますよねw

採用できているのは素直に良いことだと思います。

でも1つ、ずっと気になっていることがあって。

新入社員の顔を出している会社、ヤバくね?って思うわけですw

新入社員


社員と新入社員は「リスク耐性」が全然違う

誤解して欲しくないんですが、既存社員が顔を出すのは一定の理解ができます。

社会経験も積んでいる、リスクも自分でわかっている、何かあっても有る程度個人で対処できる。

しかし、新入社員はそうじゃない。

社会に出たばかりで、ネットがどういう世界か、現実社会がどういう世界かを肌感覚でわかっていない。

学生時代のSNSと、社会人になってからのSNSのリスクレベルが違います。

土木の現場に例えたら、未経験者に安全教育も無しでロープもなく法面に立たせるようなものですwww

さすがにそれはやらないですよね?

ネットでも同じ話のはずなのに、なぜかそこが抜け落ちる。

教育


顔出しの3つのキケン

「ネットが怖い」って話だけで終わらせると何も伝わらないので、具体的にw

 

① 保険屋・証券屋のデータベース入り

会社に出入りしている保険屋・証券屋は、会社のSNSを普通に見ています。

「あ、この会社に今年◯名入った」→リスト化→新入社員に的を絞った営業が始まる。

コレ冗談ではないです。

私もそれで若い頃に入ったゴミ保険www

イイ事だけ言われ入った保険。。。

結局ゴミ保険にだと言うことに気付いたのが数年後・・・

特に社会経験が浅いと断りにくい。

 

② 同調圧力の強制

「会社の公式SNSに顔が出ている=この会社に属している」という構造が強制される。

この職業じゃなかった!って思って転職を考えていたとしても、ネット上にその会社の「顔」として残り続ける。

本人が消したくても消せない状態。

コレはじわじわくるやつです。

まぁ削除要請は出来ます!

特にその年の採用人数少ないと確実に特定ですからねwww

 

③ プライバシー漏洩・ストーカーリスク

顔と会社名がセットで公開される。

勤務先・業種・おおよその年齢が特定される。

SNSの別アカウント、住所、生活パターンの特定に繋がるケースが実際にあります。

総務省の「インターネットトラブル事例集」でも顔写真の公開には注意を促していますよー

ハック

現場の写真をSNSに上げる事は指摘されるのに、個人の顔写真は会社が出し放題ってなに??ってなりますね。


「本人がOKと言ったから大丈夫」という落とし穴

ここが一番引っかかるんですよね。

「本人に確認して同意をもらったから問題ない」

という会社側の言い分はよく聞きます。

でも考えてみてください。

入社して数日の新入社員が、会社の方針に「No」と言えますか?

はっきり言って言えないですよw

同調圧力と上下関係が日本の職場にどれだけあるか、社会人やっているみなさんなら骨身にしみてわかるはずです。

「自己責任」の話にしてしまうのは、会社が楽をするための言い訳に過ぎない。

採用した側には、その子を守る責任があるはずです。

同調圧力


外国人スタッフとの温度差

余談ですが、うちの技能実習生、外国人労働者はむしろ「ドンドン出して欲しい!」というスタンスですw

海外の親御さんに「日本で元気に働いています」を見せたい気持ちが強いんですね。

だからうちのホームページやブログ、YouTubeは海外からのアクセスを普通に開放しています。

以前家庭訪問した親御さんからも言われました。(息子をドンドン出して欲しい。仕事している姿が見たいと)

一方で日本人の新入社員はやっぱ違う。

顔出しを嫌がる傾向が明らかにあります。

コレは日本人がネットに対する危機管理能力が高めという見方もできる。

悪い話ばかりじゃないですけどね。

ただ、会社側がその感度に追いついていないのが問題なんだと思います。

危機感のないおじさん


結局のところ、採用できた事実をアピールしたい気持ちはわかります。

中小企業にとって採用は死活問題ですから。

でも会社の自己顕示欲のために新入社員を消費していないか?

SNSで記事に困って出していませんか?

まぁ記事に困ることは多々有るので、気持ちはよく分かりますけど。。。w

コレを一度立ち止まって考えてみる価値はあると思います。

長く自社に居てもらいたいなら、その子たちを守る仕組みを先に作る方が先決じゃないですかね。

我々建設業は人が全てですから。

 

Sampai jumpa lagi.

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