皆さんこんにちは
エンタです。
先日と同様ある勉強会に行った事ではえーって思ったことをつらつらと。
我々公共事業者は材料メーカーの公共用の材料を使用し施工しています。
ザックリですが、我々の作った構造物はだいたいですが50年程度はもつであろうと言うモノです。
まぁコンクリート構造物の最低寿命がその程度なので、状況と場合によっては前後するでしょう。
そして、知っていましたか?
頭部処理のオイルキャップに入っている防錆油と呼ばれる製品の寿命!
この防錆油の寿命は約10年だそうです!!
約10年です!!
そんなことあるんですねw
それ以降は防錆効果が薄まって行くのか、無くなっていくのか?
そしてアルミキャップに防錆油を入れているって事は、
10年後以降に入れ替える必要があるって事ですよね?
これ誰がそんな事するんだろう???
って発想になるのが普通です。
おそらく役所も知らないんじゃないですか??
防錆油の寿命が10年程度って!?
私も今回の勉強会で初めてしました!!!
いまだに防錆油を使用した設計になっています。
10年後に防錆油の効果は無くなるのわっているのにw
もういい加減に防錆油入れない仕様にしてほしいので、
設計コンサルは材料メーカーに忖度せずに設計採用しないで欲しいですね。
ホント公共事業のお金の無駄の代表的部分になりつつある様な。。。(大袈裟?w)
それを理解しているメーカーはそれを管理できるようなシステム(材料)に変更したりしています。
グラウンドアンカー工のアンカーヘッドは非常に重要なのでオイル管理必要なのはよくわかりますが、
鉄筋挿入工のヘッドキャップにオイル要りますか??w
鉄筋は亜鉛メッキ仕様でただでさえメッキは50年以上もちます。
以前取ったアンケートでは必要ないが6割以上でした。(アンケート結果はTOP画面へ)
もうそんな時代ですよね。
要らないモノは要らない。
フラットキャップの様なオイルを使用しない施工が良いですよね~
一生管理しない可能性がある鉄筋挿入工であれば、
耐年数が低い材料を公共事業で使用するべきでは無いって事です。
それではまた