皆さんこんにちは。
エンタです。
防草対策でモルタル吹付行う場合って有りますよね。
この写真は崩壊後の写真なんですが、防草対策なので結構な割合で土砂部に施工してあります。
YOUTUBEで防草対策でモルタル吹付を施工してあると滑りに対して抑止効果があると言う嘘を?仰っている方がいましたw
まぁブルーシートよりは重量分滑りにくい?可能性はあるでしょうけど。
このブログを見ている方は、プロが多いのでモルタル吹付工に抑止効果なんて無いって分かっている方が多いとは思いますが、
一部では変な話しになっている方がいるようです。
最近の風潮でyotutubeで発信している人が正義っぽく見える様になっていますが、嘘も多いので気をつける必要がありますねw
土砂部にモルタル吹付工を行うとどうなるか?
草は生えにくくなります。(覆うので当然)
しかし、雨が降って時間がたつと中が空洞化し崩壊の危険性が上がります。
でもコレって気がつかないうちに浸食されて行くんですよねー
水抜きパイプからドンドン土粒子が外に出て行きます。
気がついた頃には地山とモルタル吹付部分に大きな穴が出来ている事が多々有ります。
コレは公共事業においてもかなりの頻度で発生しています!
しかし、この事を(リスクを)言わない業者も多いですし、
監督がいない、設計出来ない業者が依頼されて施主も施工者も分からないままそのまま施工してしまうケースも多いと思うんです。
いったん空隙が発生してしまうとその後どの様に対策するのか?
って事を考えると非常に難しいですよねw
1回空隙が空くような状態になると降雨によって浸食と風化が進むわけですから・・・
まぁ注入して充填するのか、一度モルタルを取り壊し再度モルタルを吹付けるのか?
出来れば半年に1回くらいは、
過去に施工したモルタル吹付工において、もしも気になるようでしたら一度モルタルをハンマーで叩いて確認してみると良いと思います。
軽くハンマーで叩いていくと音が違う部分が出てきます。
軽い音が聞こえる箇所は空隙になっており、重い音がする場所は詰まっています。
簡単に打音検査出来るのでオススメです!
もしも空隙がある様であればその他の対策も必要かと思います。
それではまた。