皆さんこんにちは。
エンタです。
中学校の問題で、
水100gに食塩を加えて20%の食塩水を作りたい。
水に何グラムの塩を加えたら良いか?
って言う問題
20分掛かりましたw
数学って難しいです。
閑話休題
前回の土壌硬度・pH値で何が分かる?
と言うと、土壌の硬さなんですが、根が進入出来るかどうかと言う事になります。
pH値は植物が繁茂出来る土壌成分かどうか。
それ以外に調べる事は、(順不同)
- 節理の状態(岩盤部などのクラックやヒビ)
- 年間降水量(気象庁)
- 年平均気温(気象庁)
- 積雪量(気象庁)
- 法面勾配(図面や測量)
- 切土、盛土(地形図や図面)
- 自生している植物(在来種)
- 土壌硬度(現地)
- pH値(現地)
取りあえず、上記で現地調査が終わった段階ですね。
植物が生育するための必修条件は、
水分・温度・酸素・光・炭酸ガス・養分、の6要素であり、
このうち生育基盤の厚さにより左右される要素は水分と養分です。
ココから、植生工の検討書作りになって来ます。
硬度で簡単に分かる事は取りあえず、厚みです。
地山の状態で厚みを確定していきます。
吹付厚さは下記のように書籍に掲載されています。
土質に対する生育基盤の最小吹付厚さの目安
農業土木事業協会:自然環境を再生する緑の設計 p106
この資料を見て大体の厚みを確認出来ます。
次回は厚みの検討になっていきます。
今思えば、植生工の検討書って言う題名にすれば良かった・・・
それではまた。