皆さんこんにちは。
エンタです。
法面が崩れる理由って知ってます?w
今更ながらですが、理由のほとんどは水ですよね。
なので設計時や調査時には水がないので水の対策は行いません。
しかし、崩れる時は水です。
崩れる時はまず地山が変形して爆発するように崩壊します。
なので地山の表面が固い場合変形できないので崩壊することが難しくなります。
それを力技で変形させないようにするのが法枠工ですね。
地山変形を枠で抑えています。
そのほかに鉄筋挿入工などもそうでしょうね。
モルタル吹付も表面の変状を抑える事ができていれば同じ考えになります。(できないけどw)
変形をどのように止めるかが我々法面屋の仕事になるわけです。
その辺を踏まえて法面の設計や施工を考えると面白いと思います。
ただし、上記で書いたように地震などの外力で崩れることは稀で原因はほぼ水なんです。
法面内部の水をコントロールすることで崩れなくすることは可能だと思っています。
皆さんの会社で法面を設計、施工する際には今は見えない水(降雨の時だけとか)のことも視野に入れて見てください。
水が原因ってわかっているにも関わらずそれに関しては見なかった事になっている設計が今の設計手法ですw
それではまた。