ロックボルト工

吊り式削孔機 削孔のコツ

この皆さんこんにちは。

エンタです。

最近、吊り式削孔機でドカドカ削孔しています。

で、結構陥りやすいちょっとしたスライム排出についてです。

 

この削孔を見て下さい。

バーーっと削孔スライムが出ています。

この光景が普通ですが、何が大事かというと手元が大事なんです。

のり面にぶら下がって打設位置をセットしたりする手元がいますよね。

その手元の方が上手いと削孔がかなり早いです。

と言うのも、削孔オペは削孔時に孔から出てくるスライムがかなり確認しにくいのです。

操作台が上にあり、削孔が下ならばまだやりやすいですが、反対の場合見えません。

機械が邪魔して見えないのです。

なので、手元が確認して合図する。

スライムの出方が少なくなった時点でスグに孔を清掃する。

清掃と行っても、ビットを抜く方向に操作するだけですが、これをするだけで、削孔速度は上がります。

削孔速度を上げるという事は削孔する事だけではありません。

削孔後に鉄筋の挿入まで含まれます。

打設するとはそう言う事です。(打って設置する)

闇雲にドカドカ削孔しても再削孔する手間を思えば、しっかりスライムを掃除しながら鉄筋がすんなり入る方が歴然と早いです。

微妙なスライム排出の状況を手元がしっかりオペに指示すれば削孔も早くなる事でしょう。

吊り式削孔機での削孔は手元によって速度が変わります。

私の場合、手元が上げ下げを指示しますのでそれに従って削孔するだけです。

当然ですが、オペの削孔センスも必要です。

センスは知識と経験です。

センスはドンドン磨いて下さい。

当然、土質によっても変わりますので、ビットの選定も視野に入れて見て下さい。

 

それではまた。

吊り式削孔機用のビットの種類(その1)

吊り式削孔機用のビットの種類(その2)


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