皆さんこんにちは。
エンタです。
先日昔の管理データを見ていたら、こんなの出てきましたw
懐かしいですね。
これはなんの写真かと言いますと、配置誤差測定ですw
昔はこうやっていました。
法枠の芯を角座金に赤で引きます。
角座金設置し、球面ワッシャーを締めた段階で鉄筋は角座金のセンターに絶対来ている!って事を前提としています。
そして、角座金の右上をゼロ点とした時の赤線との距離を測って移動値を測定しています。
まぁやり方はいくらでもあるんでしょうが、最近ではこんな面倒で分かりにくいな事をしなくてもボルトスケールで一撃です。
で、これはこれでいいのですが、
ボルトスケールとアンカースケールを間違われる方がいるようです。
違いを挙げるとすれば、スケールプレートのサイズと形が違います。
標準のボルトスケールのスケールプレートは200が標準です。(目盛りが付いている板)
大きいサイズが欲しい方は300サイズもあります。
上記写真の形がボルトスケールのスケールプレートです。
アンカースケールはグラウンドアンカー工用配置誤差測定です。
こんな形です。
サイズは300サイズなのですが、根本的に見てわかる様に形が違います。
アンカースケールはあくまでもケーシングを基準に配置誤差測定するモノなので、削孔後完了後に測定します。
削孔後のなのでケーシングが入っている状態です。
そこにスケールプレートを設置するのは大変なので上記の様なコの字の形になっています。
ボルトスケールとアンカースケールをお間違いないように。
ちなみに、最近アンカースケールの認知度が上がっているのか、結構売れています。
少しでもラクに正確に施工管理できる事を応援しています。
それではまた。