皆さんこんにちは。
エンタです。
先々日、ある方と話していて、一番コワイ監督の話をしていました。
と言う事で、今回は職人と監督の話の中で監督編です。
前回の職人編はこちら
監督の評価
監督は職人から評価される事は少ないです。
なぜなら立場が違います。
どちらかと言うと、監督>職人 だからです。
下請けからすると元請けの監督には嫌われたくないモノです。
今後の仕事に関わる可能性がありますから。
しかし、やはり相性が悪いと仕事のテンションが下がり、普段では普通にやっている事がやりたくない事になったり、
変な意地悪を言ったりする事になります。また、後々お金の話に発展していくわけです。
下請けですからお金さえしっかり頂ければ何でもやりますよ?って風になっちゃうと心情的におかしな事になりますよね。
コワイ監督
その中でも、一癖も二癖もある監督が存在します。
監督は現場の中枢です。
ココに問題が有ると大変なんですよ。
1,未熟
2,こだわり
3,命令口調
4,なんでもタダでやらせようとする
5,会社の方針だからと責任を逃れる
6,判断が遅い
7,人のせいにする
8,間違っている事に気づいているのに言えず、後に手直し
9,下請けのせいにする
10,段取りが悪い
11,現場にいない
12,出来形管理写真が遅い
さすがに私も監督歴長いのでいくらでも出てきます!
私は1,2,11が多かったですね!言い訳ですが、現場に居ないのは掛け持ちですw
(かつてご迷惑をお掛けした皆さん、すいませんでした!)
この中で一番コワイ事はどれだと思いますか?(ココでクイズってメンドクセーって思わないで!w)
実は、10,段取りが悪い
これなんです。
なぜ、これがコワイかと言うと現場で一番やっては行けないことナンバーワン!
現場が段取りが悪いせいで止まる!
これだけはやっては行けません。
そりゃ、人間ですからミスはあります。
しかし、このミスが何回も続いたり、怠けなどだったらホントに腹立ちますよね。
現場を止めるという事は予定していた利益が無くなるんです。
現場の都合で休工はしょうがないです。
段取りミスでの休工はダメです!絶対!
対処法
やはりこの様な現場監督の対応の仕方があります。
それは、デキる職人を付けると対応しやすいですね。
で、ベテランのデキる職人だとおおよその工程がわかります。
それをいちいちコワイ監督に確認するんです。
来週の月曜日のクレーン頼んだ?
3日後のセメント午前中に来る?
レオビルドも一緒にね!
セメントは全部で何袋使う?
って全てを確認していくと、ミスがかなり減ります。
そして何よりも良いことが、監督のスキルはドンドン上がり風になり現場がうまく回り出します。
気がつけば、そんなコワイ監督はその職人と仕事をするとデキる監督に代わるわけです。
ただし、このコワイ監督は自分がデキる監督だと錯覚しますので注意が必要です。
どうしても駄目な監督であれば、最終手段は会社の上司に言うしかありません。
ハッキリ言って監督を教育する義務は会社ですから、そこと協議するしかないです。
ただ、現場をうまく回すためには、そこまで言わないのも人情ですよね。(さじ加減が難しいです)
それではまた。