皆さんこんにちは。
エンタです。
最近アホみたいに忙しくてたまらないです!
なんだか急にバタバタしだしたと思ったら、すでにパンパンでなんともなりません。
困ったもんです。もっとバランスを考えて発注して欲しい所です!
閑話休題
グラウンドアンカー工や鉄筋挿入工などで流量計を使用していますか?
私も今週は現場で削孔なので注入時は流量計の担当です。
削孔時にはオペに帰りますけどw
流量計をなぜ使っていますか?
こんな面倒なものをって思いますよね?w
私も使用するときは思いますw
昔はというか、今でも国交省の現場などでは必須使用だと思います。(ない所もある?)
流量計と言うくらいですから、流れた量を計っているんです。
我々であれば、セメントミルクの量を計っていますよね。
流量の使用方法としては、設計に対する使用量はセメント袋の空袋検収によって行われます。
そして、その空袋検収の信憑性を流量計によって確認するわけです。
簡単に言えば、疑われているのでそれを確認するという事ですねw
計る前段階で、1回の注入で何リッター入るかを計算します。(設計と概算実数数量)
例えば、全長10mのグラウンドアンカーの定着長が3mだとします。
その流量をあらかじめ把握しておきます。
そうする事で、設計との差がわかりますよね?
例えば、上記アンカーの注入に100L入ったとします。
設計は95Lだった場合は5L多く入っている事になりますよね。
設計以上使用しているという事になるのでOKです。
逆に90Lだった場合は設計よりも入っていない事になります。
なので、設計数量を満たしていないのでマズいですよね。
流量計を使用することで、1本当たりのロス率はある程度把握することが出来るという事になります。
で、今後のセメントの使用数量を若干正確に予測できる!ってだけですけどwww
セメントの使用量は最終的にトータル数量なので1本あたりはあまり意味が無いのですが、
流量計は1本当たりの量を累計していくので最終的には必要。
そして、流量計の1本1本の数量が下回っている場合は、なぜ?って言われる可能性があるので出来るだけ設計以上を注入する方が無難です。(意味わかりますよね?w)
コツとしては設計よりも若干多めを目指す方が後々楽ですw
大幅に流量が増える場合は別ですが、設計とそう変わらない場合は問題ないです。
最終的な空袋検収と流量計の量がそれほど差がない方が信憑性が高いといえます。
逆に差があるほど変更対象になる可能性もあります。
どちらに転ぶか、転ばすかは監督次第になりますけど、職人も流量計は把握しておいた方がよいですよ。
流量計についてはいろいろ書ける事と書けない事があるので察して下さいw
それではまた。