皆さんこんにちは。
エンタです。
先日1日現場に出ました。半年以上ぶりに(笑)
やっぱり現場は大変!
コレに尽きます。
ありがたいです!
暑い中、寒い中、キツイ中、よくやってくれてます。
うちの社員は最高です!って堂々と言えます。
が、もう手一杯で仕事は請けれませんけどwww
閑話休題
2重管削孔で削孔すると自立する。
シングル削孔ではとても自立しない山でも2重管だと山にぽっかり孔空いて自立してますよね。
よく役所立会でシングル削孔で自立しないと言うのを立証する為に試験削孔した場合に、
シングル削孔出来ないと言う大前提で、通常のロータリーパーカッションを持って行き試験削孔します。
機械を運ぶ手間がありますので最終的に2重管削孔で施工するなら、
試験削孔もロータリーパーカッションを持っていきます。
しかし、ココに大きな誤算があるのですが、
シングル削孔機械でφ65で削孔した場合と、ロータリーパーカッションのインナーで削孔した場合、
シングル削孔機では自立しませんが、ロータリーパーカッションインナー削孔では自立する事があります。
少し見にくいですが、シングル削孔機のロッドは直径30㎜程度で、削孔ビットは65㎜あります。
絵の上部がシングルです。
下部がインナー削孔です。
違いが一目瞭然なのですが、2重管インナー削孔では孔壁を作りながら削孔出来ます。
と言っても一時的ですけど。
インナー削孔は削孔ロッドが太いので孔壁を圧密しながら進んで行けます。
削孔スライムが排出されますが、一部は孔壁に圧密されて孔壁が自立してくるわけです。
試験削孔ではロータリーパーカッションでインナー削孔するよりも、レジューサー(ロッド変換部品)を使用し
自穿孔ロッドなどを使用して削孔した方が自立しない孔壁を見せることが出来ます。
インナー削孔で立会すると、「あれ?自立するじゃん!」って役所に言われた事が昔ありました(笑)
ただし、自立すると言ってもかなり一時的な事なのでお気を付け下さい。
それではまた。