皆さんこんにちは。
エンタです。
先日アンカーがかなり抜けたって話しを聞きましたw
抜けた原因がパッカーらしいのです。
パッカーを使用すると抜ける危険性がある!?
実際はほぼないと思いますw(経験的に)
しかし、今回は抜けたそうです。
理由はパッカーを使用する際に起こしがちなミスでした。
パッカーはアウターケーシングを全部抜かないとグラウト注入デキナイって知っていると思います。
だから、ケーシングを全て抜いた後に注入を行います。
抜けた現場がオールパッカーで、全てのケーシングを抜いた後に注入だったんですが、
それをすぐに行わず1日の終わりにまとめ注入したそうです。
原因はこれなんです。
パッカーだから意外とやりがちなミスですね。(アンカーは1本注入が基本!w)
特に土質によってはすぐに風化して行く可能性が高い訳で、その時はカチカチの泥岩だったそうです。
泥岩は本当にヤバイです!
メチャクチャ硬い泥岩でもいったん削孔出来てしまうと、そこから風化が始まります!
水と空気に触れた瞬間からスレーキングが始まります。
泥岩を削孔したスライムを触って見て下さい。
ポロポロに溶け出していったりしませんか?
その様な土質の場合は出来る限り速く注入ですw
まぁ基本的に削孔完了したら時間を置かずに注入です!
これが基本です!と言うか絶対ですねw
抜けたアンカーは全部抜いて再施工して終わったそうですw
やはりちょっとしたミス?がこう言った事につながります。
少し楽だから、って言うのがダメですね。
少し楽は後から地獄
手を抜かずしっかり確実にやって行きましょう^^
それではまた
グラウンドアンカー工の削孔における、掘置(ほりおき)における不安