鉄筋挿入工を施工するにあたって、法面直角か角度指定か!?(その1)

皆さんこんにちは。

エンタです。

今日はベトナム技能実習生の面接です。

現役の技能実習生のチャン君も一緒に面接官です^^

色々と楽しみです。


閑話休題

法枠、モルタル吹付、コンクリート吹付けの鉄筋挿入工の角度ってどっちが良いですか?

 

削孔角度が指定だと吊り下げ式削孔の場合は非常に施工性が上がります。

吊り下げ削孔機の場合、角度を微妙に変えるのが大変なんです。

吊り下げ削孔機

こんな風に吊っている状態で角度を簡単に変えれると思いますか?w

吊っている先端にレバーブロック付いているのですが、これを上げ下げして角度決めます。

これが重機に付いているアタッチ式ならまだ変える余地はありますが、それでも管理が大変です。

アタッチドリル

重機の動きで変えれるのですが、やはり指定角度が施工性が良いですね。

起伏の激しい山(法枠+RB)

起伏が激しい法面の場合だと、この様になります。

これが仮に、

足場で2重管削孔だった場合打設角度法面直角の方が施工性が上がります。

それはなぜかと言うと、頭部処理に時間がかからないんです。

上記絵のプレート(角座金)の位置を見て下さい。

角度が合わないので、

受圧プレートの下にモルタルかテーパープレートを設置する必要が出てきます。

ナットを使って角度が振れても10度以下限界です。

プレートと鉄筋の最大角度は直角としたときのプラスマイナス10度程度です。

これ以上はナットの締め付けの問題やキャップを付けた場合の干渉が出てきます。

頭部処理

上記の赤い部分がモルタルなどで作成する土台です。

 

その為、出来るだけ直角が望ましいw

起伏の激しい山(法枠+RB地山直角)

ただし、起伏の激しい山だと鉄筋が交差する可能性が出てきます。

 

こんな時はどうするのか!?

てなりますよね。

せっかく打設してきた鉄筋挿入工が下に行くにつれて、

壊されていく可能性が出てきます。

 

これじゃぁまずいのでじゃぁどうするか!?

は、次回にw

 

それではまた

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