皆さんこんにちは。
エンタです。
このビットを知っていますか?
このビットは被圧水の高い現場で使用するビットで、クローネンビットって言います。
被圧水が高いと削孔時に水が吹き出てきます。
例えば10mの削孔で削孔完了しても内圧が高いところだと圧が低いところに逃げるためケーシング内部に圧が逃げてきます。
不透水層はだいたいが1m以上の厚い粘土で形成されています。
この被圧層 第2帯水層当りから圧が上がってくるのでココよりしたの層に行くと圧が高くなります。
この部分に定着層が有る場合アンカー体が入らないって事になります。
帯水層と言っても砂層の中に水が混在していますので、その砂が逆流してきます。
これのお陰で何回ケーシング内を洗浄しても砂が邪魔してアンカーが入りません。
そんな時にクローネンビットを使用します。
構造は上記の様な形で、基本は逆止弁付きをしようして削孔します。
この形状のお陰で内部に砂が入ってくる事が無いためアンカー体を確実に所定の位置に置く事が出来るようになります。
次回はもう少し詳しく書いてみようと思います。
それではまた。