皆さんこんにちは。
エンタです。
よく現場でNEXCOとか国交省の現場で試験練りとかやりますよね?
配合計画を出して、その配合で強度が出るのかどうか?
基準を満たしているかどうかを見極める試験です。
意外と失敗しやすい原因があるので書いていこうと思います。
1,なんか硬い
2,なんか柔らかい
3,強度がない
4,マッドバランスの数値に入らない
こんな感じの事が起きるんです。
この原因は結構簡単な話なのですが、練習不足ですwww
この様に書くと不正か?って思われがちですが、違うんです。
試験練りって意外と小さいロット(数量)で行う事が多いので、その量に職人や監督が慣れていないんです。
本来の量でやればなんら問題の無いことも、量が変わって変なことになってしまうわけです。
少ない量での練習、すなわち計量の方法が合っていますか?って事です。
そして量が減ると品質が非常にシビアになります。
極端な話水500cc程度で結構変わります。全体量が少なければ少ない程って事です。(硬くも柔らかくも)
なので試験練りで大事な事は水!
水の量を正確に計ると言うこと。
バケツで測るのは良いのですが、バケツの内部に引いてある計量線で計っていませんか?w
アレはあくまでも目安です!
アレを信用してはダメです。
私もアレで昔結構失敗しましたw
計量線がかなり正確だとしても斜めになっていたらアヤシイですよね?
だから私はハカリを使います。
現場に精密なハカリまでは必要有りませんが、バケツよりはかなり増しです。
うちはコレがあるのでコレ使っています。
しっかりとした測定器会社のハカリですから!若干信用してます!w
コレを使って水の量を計量して下さい。
そうする事である程度正確に試験練りが出来ると思います。
それではまた。