皆さんこんにちは。
エンタです。
先日から東京にいますw
こちらの会社の段取りやその他で
東京ってめちゃ歩くので名古屋に帰ったら痩せた気がするのは私だけです。
閑話休題
施工管理者の施工に入る前の大事な仕事
まず、設計書の確認ですよね。
数量、規格の確認です。
次に図面です。
コレが大事な仕事です!
各図面をじっくり見てチェックしていきます。
チェックする際に蛍光ペンでチェックします。
なぜかと言うとチェックした所には線で色を塗って、オカシイ所にはマルで囲みます。
で、オカシイと思った所は役所なり元請けなりに質問します。
この辺はある程度経験のある管理者でなければハードルが高くなりますが、
新人でも図面をしっかり読み解く力は必要です。先輩や上司に確認する事でミスは防げます。
質問した内容の答えが返ってきた時に、今度は現場との整合性も必要になってきます。
図面で誤りがあって質問した答えが現場と合わない場合も多々有ります。
最終的に、現場と図面は合わなくては行けませんので、しっかり確認しておきましょう。
常に現場に入る前に大体の図面にしっかり目を通し、把握しておきましょう。
自社の施工分(専門部分)だけを見ておけば施工は出来ますが、他社との取合いの部分も把握しておけば
現場もスムーズに流れます。
昔からよく上司に言われていたのですが、図面を汚す技術者は仕事が出来る!
汚すとはチェックしたり書き込んだりしているって事です。
最近ではペーパーレスで図面を紙ベースで持たなくなりました。
ミスがに気づかない場合も多いですよね。
図面はやっぱりA4タイプとA1タイプで持っている方が分かりやすくて良いですよね。
と言う私も実はスマホで図面を見ています。やはり見落としが多くなります。
なので、専門部分だけはA4で印刷してますね。
現場に入る前の大事な事なのでしっかり頭に叩き込んで施工に入れば、ミスを極限までに防げます。
次に設計です。
設計って聞くともうダメ。ワカランって方も多いと思います。
しかし、専門業者である限り専門部分の設計はある程度把握しておく必要があります。
よく設計照査って聞くと思います。
照査とは:照らし合わせて調べること。
設計書(構造計算書や安定計算書などの設計計算書のこと)を照らし合わせることです。
何と照らし合わせるかというと、設計図面や設計書(数量や特記など)です。
まず図面と数量表は合っていますか?
図面と設計計算書は合っていますか?
計算は間違っていませんか?ってなるんですけど、最近の計算はだいたいどこも同じソフトです。
よっぽど間違うことはありません。
が、ここで間違うとすれば設計条件です。(ソフトが同じ場合で)
条件が、んんんんん????!なぜこの条件をここに??持ってくるんだろ??(定数とか)
って思う事は多々有ります。が、コレはこれで役所が承認していることに異議はよっぽどないので
スルーですね。
しかし、あまりにもコレはマズい(例えば現場の条件と違い過ぎて設計的にマズい)場合は変更、
もしくは設計の差し戻しになるのですが、設計の差し戻しはまずやりません。
なぜなら一度竣工してしまった設計案件を役所自体も差し戻ししませんし、コンサルも認めません。
なので、自社で再設計を現場に合わせた(都合のよい)設計にしてしまう訳です。(役所との協議書はゼッタイに必要)
ただし、現場に合わせた(都合の良い)設計とは現場条件に沿っており経済的かつ自社が儲かる設計ですね。
当初設計とあまりにも変わると元設計ってなんですか?って感じなのでマズいですけどw
設計計算に関してはある程度設計を行った事がある人でなければハードルは高いです。
またソフトウェア(保有しているかどうか)の問題もありますので、
出来ない場合は保有している会社に相談してみて下さい。
ちなみにうちでは五大開発株式会社のソフトを入れています。
最終的に設計照査を行って現場に入ることで後から起こる問題を最小限に抑えることが出来ます。
非常に大事な事なので十分に確認を行って下さい。
施工前には設計計算書を役所に必ず借りて下さい。
ただし、古い設計の場合設計者が無かったり、
現状と違いすぎたりする場合があるのでその時は諦めて頑張りましょうw
それではまた。