グラウンドアンカー工の施工ミスはどこだ?(その4)

皆さんこんにちは。

エンタです。

最近ブログの読者の方とお会いすることが多く、非常にうれしく思っています。

楽しみにしているというプレッシャーを掛けられつつw法面の話は非常に楽しいです^^

今後も出来る限り皆さんに有益な現場のコツをお伝えできればと思っております。

よろしくお願いいたします^^


閑話休題

5,頭部処理工

このミスは長期的に見ないと分からない事なのですが、

アンカーヘッドのサビです。

実施工では緊張後アンカーヘッドにグリスを塗る行為って意外に行っていません。

大体が、ヘッドキャップにグリスを入れて蓋をする。

それで終わりだと思います。

このキャップはKTBなのですが、アンダーキャップにグリスが入っています。

コレをそのまま付けていますよね?

それじゃダメなんです。

普通だとコレで終了って感じですよね?

しかし、コレだとやはり錆びるんです。

この話題って以前も1回書いたのですが、とりあえずグラウンドアンカー工では長期的視点から言えば、

頭部処理が超キモなので超重要です。

大事な事は2回言うってやつです^^

緊張が終わったら、出来るだけ早く防錆油を塗りたくって下さい。

こんな感じで。

出来る限り早い段階でサビの原因となる水と酸素を遮断して下さい。

そして、PC鋼線を切断後に切断部分もすぐに錆びますのでエポキシ塗料を塗るか、

防錆油を塗って下さい。

今回でグラウンドアンカー工の施工ミスしやすい部分は最後です。

それ以外にもある様な気もしますが、やはりポイントはグラウトと頭部処理ですね。

そこだけは細心の注意で行っていくことをオススメします。

 

それではまた。

 

アンカー工が抜ける瞬間!

セメントミルクが硬い場合の対処方(その1)

グラウトの置換え注入にプラスを使うと汚れにくい

セットロスとは

グラウンドアンカー工の施工ミスはどこだ?

グラウンドアンカー工の施工ミスはどこだ?(その2)

グラウンドアンカー工の施工ミスはどこだ?(その3)

グラウンドアンカー工の頭部処理を 実はしっかりやっていた!

  • B!

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