グラウンドアンカー工における地下水圧による砂の吹き上げ対策(その1)

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日社員と133の2重管ケーシングを一人で持てるかどうかを試しました!

私は当然こうなりました・・・・・


閑話休題

仮設アンカーにありがちな地下水圧による砂の吹き上げ対策

先週施工していた現場は苦労しました~w

 

削孔径:φ135

全長:15m

機械:クローラー式パーカッション(RPD3A-130C3A)

土質:砂礫・砂

 

通常通り施工します。

大体7mを超えた辺りから2m~3m位急にジャーミングするんです。

削孔水は上がって来るんです。(若干)

この程度のアンカーであれば機械パワーは相当余力があるので大丈夫なんですが、キュンキュンに締められて。

この層を超えると完全な砂層になるんです。

原因は先日も書いたこの川砂利ですね。

コイツがアウターとインナーの間にイッパイ入って詰まるんですよね。(スイベルから出ないサイズ)

来るタイミングが大体分かってきたのケーシング内の掃除を怠らない様にすれば問題ありません。

 

この後の層は、砂層で内圧が高いのでインナーケーシングまでガンガン入ってきます。

2重管接続時のあの短時間でも気を緩ますとインナーに入っちゃって詰まります。(川砂利もインナービット吐出口に詰まる)

今回は13本だけだったのですが、そのうち3本くらいはインナーの砂が抜けずにインナー回収しましたw

 

15m削孔を完了します。

検尺棒を突っ込みます。(スーパーイエロー 過去の記事

そうすると残尺を差し引いても削孔長が13m程度しか無いんですよ!w

孔内洗浄を行ってますよ!?しかも、かなりしっかり洗浄。

にも関わらず、砂がケーシング内に吹き上がっているんです。

こうなるとホント大変なんですよ。

インナーを再挿入して掘り直します。

心配なのでちょっと過堀します。(余堀を多めにする。)

検尺棒を入れて挿入。

結果、やはり1m程度砂が吹き上がっているんです。

ホント砂層は苦労します。

 

イロイロ試した結果、この方法が一番マシ?って事になりましたw

その方法はまた明日に。

 

それではまた。

  • B!

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