Xin chào mọi người.
Đây là Enta.
以前他社の若い現場担当者から「グラウンドアンカー削孔時の、土質って気にしますか?」って聞かれたんです。
(いや、めちゃくちゃ気にしてくれよw)
土質を甘く見て積算すると、あとで泣くのは自分なんで。

Thôi, quay lại chủ đề chính
グラウンドアンカー工の削孔費って、土質によって単価が文字通り「倍以上」変わります。
施工会社は、ぶっちゃけこんなもんだろって感じでなんとなく出してる人多いですよね。
気持ちは分かります!
でも、しっかり設計書見て硬さを確認しつつ見積は出した方が絶対良いのは分かっていると思います。
今回は2026年積算資料を見ながら、積算見積を解説していきます。
グラウンドアンカー削孔の積算はパッケージ方式

まず大前提として、グラウンドアンカー工の積算はパッケージ方式です。
「パッケージ」というのは、削孔工・グラウト注入・鋼材加工組立・緊張定着・頭部処理といった一連の作業が、それぞれ別工種として計上される形式のことです。
国土交通省の施工パッケージ型積算基準によると、グラウンドアンカー工の削孔においては「土質ごとに積み上げを行うこととする」との事です。
つまり、現場で土質が混在している場合は土質ごとに数量を分けて積算するのが基本です。
「全部まとめて粘性土で出しとけばいいか」はNGです。
(後で地獄を見ますw)
ちなみに今年の積算資料(2026積算)でも、今までも削孔費の他に以下の工種が個別に計上される形。
– ボーリングマシン移設工:56,040円/回
– グラウト注入工:65,840円/㎥
– 鋼材加工・組立・挿入・緊張・定着・頭部処理:規格・荷重・防食仕様ごとに異なる
これらが積み重なってはじめて「1本のアンカーの単価」が出るわけです。
削孔費だけ見て「安い高い」を語っても意味がない、っていうのはそういうことです。
土質5区分で単価が2〜3倍変わる理由

グラウンドアンカー削孔の土質区分は大きく5つです。
1. 粘性土及び砂質土
2. 礫質土(レキ質土)
3. 玉石混じり土
4. 軟岩
5. 硬岩
この5区分で、削孔単価はかなり大きく変わります。
なぜ変わるか、ですが。
要は「削れる速度(削孔能率)」が土質によって全然違うからです。
粘性土はボーリングマシンがスコスコ進みますが、硬岩になると同じ深さを削るのに何倍も時間がかかる。
時間がかかれば人件費も機械損料も上がる。
だから単価が上がる、というシンプルな話です。
2017年3月時点でこのブログで出していた単価(スキッド型・二重管方式・削孔径90mm)はこうでした。
土質区分 2017年3月当時の単価(円/m)
粘性土及び砂質土 ・・・6,453
礫質土(レキ質土)・・・10,610
玉石混じり土・・・16,230
軟 岩・・・13,080
硬 岩・・・ 17,240
粘性土と硬岩を比較すると、約2.67倍の差があります。
(これを「だいたい同じでしょ」で見積ったらやばいですよwww)
👆の単価はあくまで「2017年3月時点の値」として参照してください。
現行の単価は毎年改定されるので、常に最新の土木施工単価で必ず確認をお願いします。👇
2026年積算資料で見る現在の削孔単価

これがエンタの手元にある2026積算資料の削孔費です。
削孔径90mmの場合の土質別単価(円/m)はこうなっています。
土質区分 単価(円/m)
粘性土・砂質土・・・9,387
礫質土・・・15,450
玉石混じり土・・・23,680
軟 岩・・・19,070
硬 岩・・・25,120
2017年当時と比較すると全区分で上がっています。
粘性土・砂質土で見ると、6,453円→9,387円ですから約1.45倍です。
削孔径が大きくなるほど単価も上がりますが、今回はφ90mmで比較しています。
φ115mm・φ135mm・φ146mmの単価も資料にはありますが、径が変わると適用が変わりますので設計をよく確認して下さい。
またこの単価はあくまで「削孔費」単体です。
先ほど書いたボーリングマシン移設工・グラウト注入工・鋼材加工組立費は別途です。
ぶっちゃけ、削孔費だけでアンカー工全体の単価を語ろうとする資料って結構多くて、それで判断するのは危険ですw
(移設工1回56,040円もかかるんですよ、って事ですw)
見積もしっかり設計通りの項目で見積しましょう!
👇👇👇2026年削孔単価
| Đường kính lỗ khoan | 粘性土・砂質土 | 礫質土 | 玉石混じり土 | 軟岩 | 硬岩 |
| 90 | 9,387 | 15,450 | 23,680 | 19,070 | 25,120 |
| 115 | 13,790 | 19,100 | 28,800 | 23,150 | 30,010 |
| 135 | 16,940 | 23,220 | 33,350 | 28,300 | 36,130 |
| 146 | 20,340 | 28,190 | 40,070 | 34,360 | 47,410 |
見積・積算で押さえる注意点

見積や積算で特に注意してほしいのは以下の3点です。
① ボーリングマシンの移設回数を必ず拾う
今回の資料(2026愛知県積算)で移設工は1回56,040円です。
何本アンカーを打つ現場で何回移設するかによって、トータルコストが大きく動きます。
現場形状・アンカー配置をしっかり確認してください。
基本ですが、例えば、足場3段有るとします。現場足場の1段目に上げます。これで1回。
2段目に降ろします。これで2回。
次に地盤に降ろします。これは3回目とならずなんです・・・
なので、3段有ったら移設工は2回になります。
② グラウト注入量はしっかり計算する(見積条件大事)
グラウト注入工は65,840円/㎥(2026愛知県積算)です。
グラウト注入量の計算式は削孔径と削孔長から算出しますが、積算の場合は設計数量に書かれていますが、
見積の場合は経験も含まれますのでしっかり計算して下さいw
③ 鋼材加工組立費は荷重区分・防食仕様・工場組立か現場組立かで全然違う
2026愛知県積算では、2重防食・PC鋼より線・現場組立・10m以内・f<400KNで頭部処理有りの場合は40,860円/本です。
同じ2重防食でも工場組立になると18,570円/本まで下がります。
(約2.2倍の差があるって事ですと言っても、現場組立費用があるので、工場加工は安くなります。)
| アンカー鋼材加工・組立・挿入・緊張・定着・頭部処理(アンカー) | |||||
| 種類 | 長さ | 荷重 | 頭部処理の有無 | 単価 | |
| 2重防食 | PC鋼より線 | 10m以内 | f<400KN | 有り | 40,860 |
| 現場組立 | 無し | 37,040 | |||
| 400≦f<1300KN | 有り | 44,560 | |||
| 無し | 40,750 | ||||
| 130KN≦f<2000KN | 有り | 56,960 | |||
| 無し | 53,140 | ||||
| 10mを超える | f<400KN | 有り | 42,370 | ||
| 無し | 38,550 | ||||
| 400≦f<1300KN | 有り | 46,080 | |||
| 無し | 42,260 | ||||
| 130KN≦f<2000KN | 有り | 58,470 | |||
| 無し | 54,650 | ||||
| PC鋼より線(工場組立) | f<400KN | 有り | 18,570 | ||
| 無し | 14,750 | ||||
| 400≦f<1300KN | 有り | 21,110 | |||
| 無し | 17,290 | ||||
| 130KN≦f<2000KN | 有り | 30,020 | |||
| 無し | 26,200 | ||||
| 簡易防食
(仮設) |
PC鋼より線 | 10m以内 | f<400KN | 有り | 28,070 |
| 現場組立 | 無し | 24,250 | |||
| 400≦f<1300KN | 有り | 37,590 | |||
| 無し | 33,770 | ||||
| 130KN≦f<2000KN | 有り | 56,960 | |||
| 無し | 53,140 | ||||
| 10mを超える | f<400KN | 有り | 29,580 | ||
| 無し | 25,760 | ||||
| 400≦f<1300KN | 有り | 39,100 | |||
| 無し | 35,280 | ||||
| 130KN≦f<2000KN | 有り | 58,470 | |||
| 無し | 54,650 | ||||
| PC鋼より線(工場組立) | f<400KN | 有り | 17,470 | ||
| 無し | 13,650 | ||||
| 400≦f<1300KN | 有り | 20,010 | |||
| 無し | 16,200 | ||||
| 130KN≦f<2000KN | 有り | 28,920 | |||
| 無し | 25,100 | ||||
特に下請だけで飯食ってる会社はしっかり項目別に単価を変えて欲しいです。
一式mいくらって請負の仕方をしてはダメです!
砂質土○○m m単価いくら×設計長=
軟 岩○○m m単価いくら×設計長=
って感じで見積して下さいね。

以前も記事でも書いた話ですが、今でも変わっていない問題がこれです。
単価は毎年少しずつ上がっています。
国土交通省の資料にも、施工パッケージ型積算方式標準単価表は毎年度更新されており、
機械経費単価・労務単価・材料単価・市場単価の基準年月を更新して物価変動を反映させています。
単価は上がっている。
でも実際の見積の世界はどうかというと、単価が上がっても仕事が減れば各社が競争で値段を下げにいく。
社会保険料や会社の利益削ってでも仕事を取りに行く動きは今も変わっていません。
実際問題で社会保険、税金をしっかり払って儲かっている会社がどれだけあるんですか、って話です。
国が労務単価を上げて「働き方を改善しろ」と言っている一方で、現場レベルでは競争による単価下落が起きているのが実態です。
積算の仕組みをしっかり理解して、正しい単価で見積を出す。
それが長く生き残るための唯一の道だと、私は思っています。
最新の削孔単価は毎年4月・7月に更新されます。
毎年「土木施工単価」か発注機関の積算基準で必ず最新版を確認してください。
ちなみに、法面だけの積算を誰でも使えるようにAIで作ろうと思っているんですが、需要あるんかなーって思いつつ今は他の物をコツコツ作っていますw
私的には積算なんてやった事無いし、元請が役所からもらっている金なんて知らないよ!って人に使って欲しいとは思うんですよね。
そうすれば少しでも単価の感覚が分かってくるのでは?って思っています。
Hẹn gặp lại nhé.



