Kamusta kayong lahat.
Ito si Enta.
先日、セットロスの記事を書いたら「じゃあリラクセーションって何ですか?」って質問が来ましてw いい質問なんですw
グラウンドアンカー工設計施工指針に載ってます!。って言うとエエエエって思いますよねw
うちの子供にでも分かるように説明するなら何だろう?と考えながら、コレ上手く説明出来たら実習生にも分かりやすいな~って。
Ngunit hindi iyon ang punto.

「リラクセーション」を、輪ゴムで分かるように解説します。
グラウンドアンカーを始めたばかりの方、緊張管理の書類で初めてこの言葉を見た方向けの入門編です。
グランドアンカー工設計施工指針にも載ってはいますが、多少ポカンとなるのでw
輪ゴムで分かるリラクセーション
輪ゴムをビヨーンと引っ張って、その長さのまま釘に引っ掛けて固定したとします。
引っ張った瞬間は「戻りたい!」って強い力で頑張っていますよね。
でも、そのまま何日も放っておくとどうなるか。 輪ゴムはだんだん疲れてきて、戻ろうとする力が最初より弱くなっていきます。
長さは全然変わっていないのに、引っ張り返す力だけが少しずつ抜けていく。
これがリラクセーションです。
イメージ出来ますか?
PC鋼線もまったく同じです。
ジャッキでグイッと引っ張って(緊張)、クサビで固定する。
固定したから鋼線の長さはもう変わりません。
でも鋼線の中身は、ずっと全力で踏ん張り続けるのがちょっと苦手で、時間が経つと踏ん張る力——つまりアンカーが山を押さえる力が、じわーっと抜けていくんです。
もちろん鋼は輪ゴムよりずっと我慢強いので、抜けるのはわずかですけどね。

セットロスとの違い|「一発の目減り」と「ゆっくりの目減り」
ここでよく混ざるのが、先日書いたセットロスです。違いはタイミングと速さです。
セットロスは、定着した瞬間にクサビがズブッとめり込んで力が抜ける「一発の目減り」。
リラクセーションは、セットロスが起きた後に、PC鋼線そのものの性質によって荷重が時間をかけて少しずつ低下していく現象です。
イメージすると、セットロスは「一度だけ起こる荷重の低下」、リラクセーションは「その後もゆっくり続く荷重の低下」
つまり、セットロスは定着した瞬間に一気に荷重が下がる現象で、リラクセーションは供用中に何日、何か月、何年とかけて徐々に荷重が減っていく現象という違いがあります。
どちらも最終的にはアンカーの荷重を減少させるため、緊張管理ではセットロスとリラクセーションを合わせて考えることが重要です。
なお、セットロスの仕組みや発生原因、荷重低下を小さくする方法については別記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。

どのくらい抜けるのか|JISの数字と現場の対策
じゃあ実際、どのくらい力が抜けるのか。 PC鋼線・PC鋼より線の規格(JIS G 3536)を調べてみると、
リラクセーション値は通常品で8.0%以下、低リラクセーション品で2.5%以下と規定されています。
この値は1,000時間経過後の、初期の力に対する低下率です。
つまり材料の段階で「通常品(N)」と「低リラクセーション品(L)」という区分があって、記号の末尾のNとLで見分けられます。
基本的にグラウンドアンカー工に使われる材料は低リラクセーション材がほとんどだと思われます。
ちなみにリラクセーションの試験方法自体はJIS Z 2276という規格で決まっているんですが、
あれは試験室で短い試験片を使ってやっています。
その試験が1/100の精度でやっているからか、我々も外で1/100の管理を・・・
ぶっちゃけ無理な管理をやっている事はご承知の限りw

現場の対策はシンプルです。
最初から、鋼線のリラクセーションとセットロスを考慮して緊張する。
抜ける分をあらかじめ見込んで乗せておくわけです。
どのくらい乗せるかは設計・仕様によりますが、「引っ張って固定して終わり」ではなく
「固定した後も荷重はジンワリとゆっくり緩んでいく」という感覚を持っていると分かりやすいですよね?
輪ゴムの話から始めましたが、結局アンカーの緊張管理って「見えない力の目減りをどれだけ想像できるか」ですね。
クサビのめり込みで一発減って、鋼線の疲れでじわじわ減って、地盤が悪ければ受圧板の沈みでも減る。
それを全部ひっくるめて、供用中もちゃんと山を押さえていられる荷重を残す。
設計施工指針に載っている言葉の意味が、輪ゴム1本でスッと入ってくれたら嬉しいです。
専門用語って、分かってしまえば大した事ないんですw
次回はクリープかなーw
Magkita tayo mamaya.



