地滑り対策工の基本的な考え方(その2)

皆さんこんにちは。

エンタです。

地滑り対策工の基本的な考え方(その1)

先日の続きです。

茶色が動こうとしている土塊(ドカイ)で、オレンジが盛土です。

滑ろうとする土の末端部に土を盛って、動こうとする力に抵抗させます。

簡単に言うと滑ろうとするチカラを盛土で相殺しているわけです。

 

我々の場合よく押さえ盛土してる現場ありますよね。

特に緊急工事の崩れかけの法面にフレコンバッグ(トンバッグ)を積み上げて押さえていますよね?

あれです。

フレコンバッグで押さえつつ、排土工で安全に排土して行くパターンとか。

安心感ありますよね。

フレコンバッグ設置が長期にわたる場合や

老朽化する前に我々法面屋がモルタル吹付行ったりします。

 

基本的に土工の分野なので我々はあまり関わる事無いです。

余談ですが昔、地震関連の緊急工事で押さえ盛土の耐候性フレコンバッグの上にモルタル吹付して、

それを貫通するように鉄筋挿入工を施工した事がありました。

あくまでも仮設だったのでフレコンバッグの隙間は問われませんでしたが、

今でも気になりますw

しかし、それを埋めるまで注入したらトンデモナイことになると思いますけどw

 

滑りそうな、すでに滑ってきている法面や地盤には

押さえ盛土が効果的でかつ迅速に施工できるので基本中の基本ですね。

先日の排土もありますが、とりあえず押さえ盛土!ってイメージです。

 

それではまた

  • B!

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