皆さんこんにちは。
エンタです。
除去式仮設グラウンドアンカーにおける、除去とは全て除去出来るのか?
って役所に言われたのでそんな書類作っていますw
基本的な仮設アンカーの構造です。
耐荷体
結束バンド
ポリエチレン管(PC鋼線の被覆)
ポリエチレンスペーサー
PC鋼線
セメントミルク
これらが1本に使用されている材料です。(設計仕様によって耐荷体、その他の個数が変わります。)
仮設アンカーの場合この中で除去されるのはPC鋼線だけなんです。
その他の部材は一切除去する事は出来ません。
当然といえば当然なんですが、全てを除去するためには掘削する必要があるので不可能です。
PC鋼線は耐荷体の部分でUターンしているので片方を引張ればスルスルと抜けてきます。(1t程度の引張荷重で)
コレだけが除去出来る部分です。
仮にそこの部分を掘削かけた場合でも芯の無いセメントミルクがメインなのでBH(バックホー)等で簡単に掘削できます。
耐荷体も鉄製ですが、小さいので簡単に開削出来ると思います。
役所も地権者に説明する際に資料が必要だったのだと察しています。
求められた資料を作るのも専門業者としての仕事なので作成w
また工事が終われば公開出来ればと思っています。
それではまた。