皆さんこんにちは。
エンタです。
吹付においてクラック入っていますか?
ヘヤークラックや垂れクラック入りますよね。
絶対にw
コレを改善する為に沢山の努力をしてきたと思います。
水セメント比を微妙に減らしたり、ファイバー入れたり、混和剤入れたり、鉄製スペーサー入れたり、散水したり、強制ミキサー入れたり。
ありとあらゆる事を今までして来ました。
が、今までコレが最強!って言う方法はほぼありません。
この問題を幾度となく検査官に問われ、元請けに問われ、ゼネコン社員に問われ、業務委託に問われてきました。
しかし、試してきた事は全てほぼ失敗です。
ほぼと言うのは、たまにイイ感じのラインまで行ったこともあるのでw
しかし、結論はクラックは100%入る!
検査官にも、元請けにも、業務委託にも正確に伝えます。
クラックは100%入ります。
しかし、入らない様に出来る限りの努力はしております。
って言うようにしています。
ここで下手なウソを付いて検査官の印象を良くしようと言う考えは捨てて下さい。
検査官もプロです。
代理人の力量を図っています。(意地悪多めw)
当然知っているんですよ。クラック入るって。
コダワルのは若い担当が多いのですけど、そこはしょうがないですが。。。(お話し合いですね)
そもそも、我々が行っている現場吹付法枠工やコンクリート吹付工等の断面の小さいコンクリート製品はクラックが入りやすい理由があるんです。
簡単な話で周囲の環境に影響しやすいんです。
例えば、地中の水分や空気中の水分。午前中の涼しい時間に吹いた場所と、午後の猛暑に吹いた場所。
明らかに水分量も蒸発量も効果時間も違いますよね?
常に周囲環境の影響が非常に大きいんです。
500の法枠って大きいじゃん!って思われるかも知れませんが、その辺にあるコンクリート構造物見て下さい?
とてつもない柱イッパイ有りますよね?しかもコンパネでしっかり養生されて箱入り状態でお披露目されるのに、我々の法面のコンクリート構造物って硬化まで野ざらしですw
そりゃクラック入る可能性は非常に高いですよ?
扱いが違いますからwww
いかに正直にリカバリーするかが大事です。
入るモノはしょうがないので、Vカットして樹脂コーキングを塗ったりするかしか無いですね。
上からモルタル塗ったところで時間の問題で割れ落ちるので私はコーキング等が良いと思っていますけど、パッとみ目立つのでみっともないんですよね・・・
この辺も難しい所です。
硬化後のコンクリートと同じ色のコーキングって無いんですかね??
補修で売れそうですがw
それではまた。