皆さんこんにちは。
エンタです。
先日の九州ではだいぶ涼しくなっており、あれ?秋??
って思うほどでした。
昨年の灼熱地獄を思えば昨年はホント異常気象でしたね!
楽年に比べて体が楽なので良いです。
閑話休題
自穿孔を選択する為の確認事項
自穿孔ロックボルトを選定する理由って結構有りますよね。
この自穿孔ロックボルトは孔壁が自立しなくても、削孔出来るのが売りです。
しかし、実はこれがかつて問題になったんです。
自穿孔ロックボルトてこんな感じですよね。
(絵の出来形確認は無視して下さい。)
自穿孔ロックボルトは大体の所は削孔出来ます。
孔壁がドンドン崩れて行っても削孔し所定の長さを地山に入れる事は簡単なんです。
その代わり削孔土砂が排出されていない場合、セメントミルク注入は先っちょだけで終了になります。
自穿孔ロックボルトで削孔するコツは、孔壁を自立させながら削孔する事なんです!w
なんかおかしい事言っちゃってますよね?
実際問題として、削孔土砂を排出させるにはしっかり掃除しながら掃除をしないとダメなんです。
その為に、何度も鋼材を出し入れして土砂を出します。
そしてロックボルトを予定の箇所にセット出来るんです。
それ以外の方法で自穿孔ロックボルトに確実に注入する術はありません!!!
と言っても1つだけあります、それは2重管削孔して自穿孔ロックボルトを入れる・・・・
セメントミルクの注入が確実に施工出来ないロックボルトは施工不良です。
人為的な施工ミスです。
自穿孔ロックボルトを選定、施工する上で一番重視する部分は
1,確実にセメントミルクを注入出来るのか?
2,セメントミルクが鋼材をくるむように施工出来るか?
3,設計の周面摩擦が取れるような直径があるか?
※周面摩擦は一部セメントミルクが土砂でヘコんでも周面摩擦は取れなくなる可能性が十分あります。
それを考慮した上で検討してみて下さい。
機械が入らないから自穿孔でって言う選択肢は十分あります!
それではまた。