皆さんこんにちは。
エンタです。
先日、ある市からの依頼で積算やってました。
あまりにも特殊な設計で役所の担当者に本当にコレで合ってますか?
って確認してしまいました。
今どきこんな設計有るんだなーって思いました。
入札前なので詳しくは書けませんが、会った人には教えますねw
閑話休題
先日ある方に聞いた話です。
法枠の結束線が出ていたらしいのですが、それで検査時に指摘され取り壊せの指示が!
え!
ってなりますよね!?
結果的には取壊しまでは免れたようですが、結構な問題になったそうです。
結束線がそのうち錆びて法枠に影響するという指摘です。
そこで、実際はどうなんだ?
って事でイロイロと調べてみました。
鉄筋コンクリート構造物で結束線に付いての文献は特になにもないんですねw
コンクリート共通仕様書の施工編に若干載っていたのでご紹介します。(強度などの話ではない)
赤線1:鉄筋の交点を0.8㎜以上のなまし鉄線で結束するのが普通
赤線2:有害な影響のないようにする事が大切である。
としか書いてありません。
もの凄く大きく解釈(湾曲?)した場合、結束線が有害な影響を与えないようにする。
って役所に解釈されればグヌヌってなります。
しかし、だいたい結束線が出ている事が有るのは法枠の型枠です。
法枠の型枠は強度云々は関係なので・・・・結束線は悪影響は及ぼしにくい・・・
んーーーー何だか弱い気もする。
型枠はフープ筋を伝わって主鉄筋にくっ付いているって言われると。。。
フープ筋はメッキ有るから・・・
あー言えば、こう言う的な感じになってきました。
イロイロやネット書籍を調べていたところ、類似するQ&Aがありました。
こう言う意見を見るとなるほどって思いますよね。
結束線は亜鉛メッキ仕様が良いかもしれません。
仮に少しでも出ていた場合、亜鉛メッキですので大丈夫!って言える方が無難でしょう。
完全な答えは出せませんでしたが、無難は亜鉛メッキ結束です。
そして、極力法枠の外に結束線を出さないことですね。
んなバカな!って思われるかも知れませんが、
そんなバカな指摘をする検査官がいると言うことも事実です。
施工も管理も知らない素人が、役所に長年勤務して表面的に施工も管理も知ったような気になっている検査官。
そんな検査官に負けないように日夜知識を貯めていきましょう!
それではまた。