受圧構造物の変位の使い道

皆さんこんにちは。

エンタです。

北海道は先日までもの凄い秋晴れ?

朝晩は結構冷えるのですが、気持ちのいい気候です。

気温変化に体調が崩れないようにしたい所です。

今日は曇って、雨パラパラですけど。


閑話休題

受圧板の下がりを何のために測定していますか?

不動点で確認試験をしていた場合に、受圧板が下がります。(変異がある受圧構造物の場合)

不動点からの測定なので通常通りと言う事で弾性変位量曲線のデーターは取れます。

なので、弾性変位量曲線は出来ます。

 

そして、受圧板についているこのダイヤルゲージのデーターって何に使うか知っていますか?

実は。。。。

なーんにも使い道が無いんです!

受圧板が2センチ沈んだね~。

3センチ沈んだね~~って感じだけです。

とりあえず、変位量曲線を書くデータシートに受圧構造物欄もあるのでw

 

受圧構造物を管理する曲線?などはありませんし、地耐力が持てばそれで良いって感じです。

この受圧板は1センチ程度は下がっているのですが、これでなじんで安定しました。

ただそれだけです。

それをダイヤルゲージ取り付けて管理するって・・・・・

まぁそれを良しとしている方もいるので否定はしません。

ただ、私の場合は沈む場合はやります。というのも、油圧シリンダーのストローク管理を前提としているので、

沈んだ分だけ差し引く必要があります。

受圧板が沈むと言う事はジャッキも沈みます。なので沈んだ分を引かないと正確な値が出ない場合があるので。

ただし、受圧構造物が擁壁などの場合は付けません。

これが変位したら違う問題出てくる位の大変な事ですからw

 

施工管理って、何でもかんでもやればいいって事はありません。

無駄な事を一生懸命労力掛けてやる必要は全くないんですよ。

必要な事をしっかり確実にやる方が意義があります。

何が大事で、何が必要ないか?これを見極めることは大事なことだと思います。

 

時間は有限ですから。大事に使っていきましょう。

 

それではまた。

  • B!

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