皆さんこんにちは。
エンタです。
会社の扉は強化しました。
サンダーか酸素で切らない限りは扉は開きません。笑
ドロボーはそこまではやらないでしょうけど・・・
閑話休題
グラウンドアンカーを施工するときに、受圧板か法枠か。
法枠であれば、受圧部分の事は考えなくてもイイと思いますが、受圧板の場合だと気になりますよね。
たとえば、地山で不陸が大きい場合は最近はザブトン枠。
不陸が小さければ、EPS(高密度発泡スチロール)やスポンジ系の素材。
で、受圧板とその裏は解決したとして、その裏はどうですか?
空隙があったりしたら不等沈下して傾いたり、受圧板がズレたりします。
結構古い 間知ブロックだと下部はまぁまぁ詰まってますけど、上部のグリはスッカスカです。
経年変化で下部の土砂が排出されて行き、徐々に下に下に下がるんです。結果、上部はスカスカになるんです。
対策として、埋めるのが一番早いのですが、いくら掛かるかわかりませんw
間詰め工って結構大変だし、お金掛かります。
そして何より、どれだけ入るか検討がつかない!
入れたとしても確認のしようが無いんです。
打音検知?コア抜き?
この辺はほぼ嘘っぱちに近いですね。
(確認方法はまた今度)
ギャンブル的です。
間詰めとしても、CB注入?エアモル?セメントミルク??懸濁?ってイロイロ有ります。
何を入れるか?も大事ですが、荷重を抑えるって事も出来ます。
たとえば、設計引張荷重が200KNの場合で安全率に若干の余裕があるのであれば、80%で引張るとかです。
160KNで待ち受け状態として完成させ、不等沈下や変形に対処するなど。
ただし、何かの拍子に除荷される可能性もあるので十分検討する必要があります。
間詰め後の水抜き設置や、構造物の重量増加に対する検討も必要になります。
土木ってホントに奥が深いですね!
次回は地耐力かな~
それではまた。