皆さんこんにちは。
エンタです。
公共事業者ってコンクリートの圧縮強度試験って当たり前です。
しかも我々公共事業者の場合は民間JIS工場試験行う際は、基本役所立会です。
まぁ場合に寄っては現場代理人立会か、品質証明員の立会で省略される場合がありますが、
民間工事の場合圧縮強度試験自体を行わない事が多いです!
試験自体を行わないって意外と多いのではないかと思うのですが、我々最近モルダム工法で民間工事を行います。
民間工事ですが自社で施工した製品がどの程度の強度を持っているかは知りたいですし、
逆にお客さんにしっかり知ってもらいたい!って気持ちで強度試験は必ずやっています。
以前施工した石垣対策の工事に置いて、上部コンクリートが劣化しておりそれの補強・補修も行いました。
しかし、その時試験用の供試体取らなかったんですよ。
すっかり忘れていました。。。
今回はNSドカモルハードと言う製品を使用して、左官墨を入れて施工してもらいました。
我々土木業界ではあまり知らない材料ですが、
しっかりとしたメーカーですしカタログにもしっかり数値で書いて有ります。(カタログだけを信用しては駄目)
施工基面のコケや不純物もしっかり高圧洗浄機で落とし、しっかり施工してもらいました!
かなり中性化しており、ボロボロだったのですが、糸引張って通りをとして。
もちろん付着が良いように糊も塗っています。
良い施工を行ってもらったと思っています。
しかし、施工管理としては強度測定を忘れていました。
この部分はあくまでも補強・補修です!
中性化したコンクリートは通常であれば打ち替えですが、ここの部分的に打ち替えなんて出来ません。
その為上から10㎜程度上塗りして補強・補修しました。
どの位の強度で補強・補修したのか知りたいですよね?
元のコンクリートよりも強ければ良いと思いますが、施工してしまった後からは測定出来ません。
まぁシュミットハンマーで打てばある程度出ると思いますが、あくまでも表面だけなので割れる可能性が。。。(絶対割れるw)
強度試験用の供試体を取らなかった事を悔いています。
カタログだけを信用してはいけません!(2回目w)
民間の工事だろうが公共工事と同じ施工で同じ品質を提供するのが私の考えです!
民間工事でも絶対に滑らさない!って気持ちで施工していますので、
そこにはそれを証明する強度が必要なんですよね~
しかも、この強度証明は必ず公共試験場で行うべきだと思っています。
公共でも上記で書いた様に民間試験場で立会という条件の中で行う事は有ります。
しかし、民間工事であれば出来る限り公共試験場がオススメです!(信頼性・信憑性高いですから)
特に、土とかの1軸試験とかですねw
住宅基礎工事の試験なんてウソばかりだと私的には思っていますw(個人的考えと経験値)
以前も言いましたけど、私の家の住宅基礎試験結果はウソのオンパレードで笑えますwww
住宅の基礎の圧縮強度試験は公共試験場で行うべきでしょうね。
しかも、打設日に施主立会で試験室呼んでがベストです。(全ての動画撮影して生コン屋の納入伝票も確認)
今後は民間工事でもしっかり強度確認する方向で品質管理を行っていこうと思います。
今回はドカモルハードだけ強度確認出来ませんが、それ以外は全て強度確認しております。
水セメント比もかなり低いのでかなり強度有るとは思いますが、「思う」では技術者ではありませんから。
それではまた。