閑話休題
グラウンドアンカー設計施工基準のP79ページにこんな絵が載っていると思います。
右だけ載っていて、左のセット量は私が書いています。
ジャッキで緊張
↓
アンカーヘッドにクサビ入れる
↓
ジャッキを除荷
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クサビがめり込む(セットロス)
↓
めり込む分が所定荷重よりも下がる
↓
鋼線がリラクセーションにより緩む
↓
所定荷重よりも下がる
↓
山が滑る恐れがある(大げさに)緊張定着時にセットロスにより供用期間中の荷重が予定よりも下がることを言います。
それを防ぐために最初から鋼線リラクセーションとセットロスを考慮して緊張する。
それではまた。
※セットロスの書式は塩田開発株式会社HPのダウンロードに入っています。