皆さんこんにちは。
エンタです。
先日現場でグラウンドアンカー工はプラスチックを多用しているけど、
鉄筋挿入工は注入パイプ抜けって言われるところがある!という話になりました。
確かに、そうですよね。
まぁ私はどちらでもいいと思っているので、注入ホースを抜けと言われれば抜くし
何も言われなければそのままです。
コンクリート構造物には多種多様なプラスチックが使用されています。
が実際それほど影響はありませんよね?
クラックバキバキじゃないです。
って思えば、クラックは入らないと思いますが、
逆にモルタル吹付などではクラックが入りやすい。
これって小断面の影響だと思っています。
小断面で急激に乾燥するモルタル吹付はどうしても割れやすい(クラック入りやすい)ですよね?
それにプラスチックスペーサーが多少なり影響している可能性もあるのかなと。
膨張率の問題で。
以前供試体作って試験しましたが、結果は吹付条件が良すぎてどれもクラック入らずw
真夏に供試体作って試験する方が良いのだろうと思いましたw
最近は国交省ではプラスチックスペーサーは駄目だ(異物だ)という話はよく聞きます。
その為吹付に関しては基本的にPCスペーサー(小岩金網)を使用しています。
それでクラック入るのであればしょうがないのですけどね。
基本的に小断面で急激な乾燥はクラック入りやすいので、
夏場はFT700(混和剤)を入れる方が良いですね。
吹付機に2%程度入れるとかなり作業性が上がります。(固まらないので)
まぁコストも上がりますが、夏場はおススメです。
このプラスチック論は昔から言われています。
しかしながら解決策は特になく、それしかないからそのままって感じですね、
コストとから考えるとプラスチックが最強ですよね。
しかし、時代は脱プラスチックなので今後どのようになるかはわかりませんが、
モルタル吹付等のスペーサーはやはり鉄製品がよさそうです。
グラウンドアンカー工に関しては未来永劫排除することは考えにくいのでそのままでよいと思いますけどw
それではまた