グラウンドアンカー工における特殊な削孔方法

皆さんこんにちは。

エンタです。

これ知っていますか?

山専門でアンカーやってるとあまり見る事も少ないと思いますが、都市土木の山留アンカーでは結構使ったり、海洋土木では結構使います。

私もこれを使った経験は1度だけ。

今回で2度目になりますw

 

この部材の名前は止水ボックスと言います。

長年この業界に居れば知らない事も無いと思いますが、使わない事の方が多いかも知れないです。

 

削孔中に内部被圧が高い場合、削孔中に圧が逃げて来る方向がケーシングの外側。

そこにドバドバと被圧水が上がって来て同時に土砂も引張ってきます。

そうなると内部崩壊の恐れが出てくるため、被圧水を上げないように施工する必要があります。

 

この止水ボックスを使用すると、削孔中に被圧水が上がって来ようとすることを極力抑えられるため内部崩壊を防ぐことが出来ます。

使ったことが無ければちょっと厄介な感じもしますが、実際はそうたいしたことも有りません。

次回、このセットから削孔までを書いてみようと思います。

 

それではまた。

  • B!

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