皆さんこんにちは。
エンタです。
発電機使っていますよね?w
まぁ当然ですよね。
先月買ったばかりの60KVAをグラウンドアンカーの現場に持ってきました。
現場では電気が命ですからね。
その発電機の選定ってどうやっていますか?
恐らくですが、経験的にココは45KVAで電力足りるだろ?60KVAで足りるだろ?
的な感じで選定していると思います。
それを確実な選定に変えていった方がイイと思いませんか?
例えば、モルタル吹付工を行う際の発電機を考えて見ます。
吹付機モーター:15,000w(15kw)
ベルトコンベア:1,500w(1.5kw)×2台=3,000w
計量器:誤差の範囲
砂ホッパーバイブ:50w(0.05kw)
水中ポンプ:1,500w(1.5kw)
合計:19,550w(19.55kw)
この19.55kwを力効率で割ります。
力効率は0.65です。
最近の発電機は高効率なので0.7とか0.75とか0.8でも良いかも知れませんが、レンタル発電機の場合や自社機が古い場合も有るので0.65で割って下さい。(安全側で)
19.55kw÷0.65=30.0KVA
必要な発電機のサイズは30KVAとなります。
しかし、この値はモーターが動き始める際にかかる負荷を考えていません。
あくまでも全部が安定して動いている状態でのKVAです。
モーターの始動時負荷の突入電流を考えて大きめの発電機を使用して下さい。
実際通常の吹付工であれば45KVAをよく使用しますよね。
全部が一斉に始動することが無いので遮断機が落ちる事は有りませんが、いっぺんに動かすと発電機がブブブブブって止まる可能性もありますので気を付けて下さい。
発電機を動かして各機械への送電は分電盤を使用して順番に始動していって下さい。
一度に全部はヤバイですw
行っている工事で使用機械の電力量が足りているかなど調べる際に計算してみて下さい。
こう言う事も知っていると知らないでは歴然の差です。
現場での問題解決の糸口にもなります。
それではまた。
以上に便利なサイトがありました。
KVAを自動計算してくれます。