皆さんこんにちは。
エンタです。
前回の法面工の問題1の答えです。
先日のコメント欄に100点の答えが出ましたのでそのままなんですが、一応解説します。
この部分が出来形不足では?と検査官に問われどの様に説明するかという事ですが、
この黄色のモルタルを同時に吹付けした部分は地山と見なします!
地山のデコボコが激しい場合は貧配合のモルタル(ソイルセメント)かモルタルなどで均すとなっており、
その上から法枠を組んで行くのでこの均した部分は地山と同じと言う考えになります。
その為、起伏が激しい法面であったとしても、本来であればそこに地山があったはずと考えるという事。
ならしモルタルかソイルセメントで
あらかじめ下地吹付を行いデコボコを軽減した後に法枠を組み立てる。
と言う部分が全国特定法面保護協会の「のり枠工の設計・施工指針」に載っています。
そして、地山よりも強度の高いモノで置き換えているので、地耐力等の問題も考えずに済むという事です。
結果、鉄筋挿入工は出来形不足にはならないと言う事になります。
それではまた。