見積金額の算出方法|ロックボルト工事の原価計算の実例

Halo semuanya.

Ini Enta.

(過去の2016年度の記事転載です)

 

先日、アンカー屋さんから連絡があり、

もっとしっかり見積もりしたいと。

やはり、職人から組織化すると、まずはその辺の問題が出てきます。

しっかり見積もり出来なければ、いつまでも安く使われてしまいます。

そこで、簡単に教えてきました。(私の出来る範囲です。)

1日当たりの施工量と1日当りの原価を知る必要があります。

ザックリ書きます。

(例)(2016年なので2025年だともっと高い単価で!)

ロックボルト 4.1m/本×100本=410m 削孔径65mm

足場あり。スキッド削孔。現場条件Ⅱ(積算)

 

人:25,000円×3人×25日

ドリル:600,000円/月

コンプレッサー:100,000円/月

発電器:100,000円/月

縦型ミキサー:50,000円/月

グラウトポンプ:120,000円/月

燃料:120,000円/月

コレをエクセルにいれて、

人工 1,875,000
削孔機 600,000
コンプレッサー 100,000
発電器 100,000
縦型ミキサー 50,000
グラウトポンプ 120,000
燃料 120,000
 月合計 2,965,000

ロックボルト4.1mを1日で何本出来ますか?

ココでは取りあえず、

注入とかも毎日やると言う事で、13本とします。

13本×4.1m=53.3m/日

 

ココで大事なことは、

「うちならもっとたくさん削孔出来るから20本にしよう!」

って思わないことです。

台風も来るし、大雨も、イロイロな気象条件、や不安要素もあります。

それをロスって言います。

それを含んで、1日当たりを出す必要があります。

ケーシングも消耗品ですし、ビットも消耗します。

それを見積に入れる必要があります。

 

大体ですが、月の原価を25日で割ってみて下さい。

2,965,000円÷25日=118,600円/日

1日の最低原価がコレakan menjadi.

この金額を1日の施工量で割ります。

118,600円÷53.3m/日=2,226円/m

コレが1m当たりの単価akan menjadi.

2,226円×410m=912,660円

コレが現場条件Ⅱの場合での

削孔・組立・注入・頭部処理の最低価格です。

1日当たりの施工量を下回った場合は赤字akan menjadi.

しかし、コレだと利益がありません。会社の経費もありません。

しかも、全長410mであり53.5m/1日で終わるとなると、8日で削孔注入完了。

頭部処理は2日でしょうか!?

アルミキャップ 頭部処理

1ヶ月のうちに10日しか施工しない。

全ての機械をリースした時に価格は2割ほど上がります。

月極以外はコストアップします。

なので、合計金額を1.2倍程度します。

 

そして、運搬費+プラント設置費+その他マイナス要因

を加味していくと、

1m当り3000~3800円程度まで上がると思います。

当然ながら、法定福利費(社会保険等)諸経費はまた別です。

 

良い仕事をして、良い金額をしっかりもらう。

お互いに良い関係になれます。

下請け構造

私も昔、下請けを安く使って儲けようとした時期がありました。

愚かでした。今思えば、そのまま元請けに紹介すれば良かったと思っています。

自己の利益に溺れました。大変だったと言うのもありますが、

私自身、二度とそう言う事をしないように、

自社で施工出来ない場合は全て紹介すると言う風にしました。

そこの会社には本当に申し訳ない事をしたと思っています。

 

土木がもっと良くなるためには、

やはりお互いの利益を分配する方が良いと考えます。

お互いが儲ける。その為には、下請け業者も知る必要があります。

何を知るかというと、元請けがいくらで役所から落札したか。

どの様な内容(積算)で落札したか。

その金額から、自分の会社はどの位で請ければ、元請けが儲かるか。

 

イロイロと難しい所はありますが、

私に聞けることは聞いて下さい。

出来る範囲で協力します。

 

Sampai jumpa lagi.

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