皆さんこんにちは。
エンタです。
先日鹿児島から帰ってきたら、今日は鹿児島から後輩が名古屋に来ており来社してくれましたw
その彼は、鹿児島実業水泳部の後輩で今はある大手建設会社で法面や基礎工事の会社に勤めており、鹿児島の所長です!
もう頭が上がらない存在ですw
後輩が遠くから来てくれるってホント嬉しいですよね~
ありがたいです^^
閑話休題
グラウンドアンカー設計施工基準のP79ページにこんな絵が載っていると思います。
右だけ載っていて、左のセット量は私が書いています。
ジャッキで緊張
↓
アンカーヘッドにクサビ入れる
↓
ジャッキを除荷
↓
クサビがめり込む(セットロス)
↓
めり込む分が所定荷重よりも下がる
↓
鋼線がリラクセーションにより緩む
↓
所定荷重よりも下がる
↓
山が滑る恐れがある(大げさに)緊張定着時にセットロスにより供用期間中の荷重が予定よりも下がることを言います。
それを防ぐために最初から鋼線リラクセーションとセットロスを考慮して緊張する。
昔から思うんですが、セットロスは考慮しない方が良いように思っています。
なぜかと言いますと、100%緊張するよりも80%程度で待受型でいいと思うんです。
荷重が100%だと絶対に動かさない!って事です。
しかし、一時的な地震によって動いた場合100%が110%の過緊張気味になる可能性があるからです。
それを思うと80%程度に抑えていざという時に備える方が本来の在り方?ではないかなーって思っています。
それではまた。
※セットロスの書式は塩田開発株式会社HPのダウンロードに入っています。