グラウンドアンカー工
パッカーの作り方(その1)

皆さんこんにちは。

エンタです。

今日は雨なのでのり面工は休みしました。

と言うのも、先日乗り込んで法面整形で表土を剥ぐので今日は出来る事がないんです。

ちなみに、うちではライフラインはザイル(クライミングロープ)を使用しています。
(馬の控えもザイルw控え用ロープを忘れてザイルを使う事に・・・)

軽くて丈夫で目立つ!

結局はどれを使用しても問題無いですね。セイフティーブロックでも通常のロープでも使いやすいモノを使えば。

大事な事は落ちない事です!


閑話休題

パッカーの作り方講座

今回はパッカーの作り方です。

パッカーと行っても、オールパッカーと定着パッカーがあります。

どちらも基本的には作り方は同じなので、参考にしてみて下さい。

今回は仮設アンカーでの作成になりました。

気をつけることは定着長と自由長の位置を把握することです。

仮設アンカーの場合は耐荷体(たいかたい)があるので分かりやすいですが、

見た目では分かりにくいアンカーがありますので種類によってよく確認して下さい。

ちなみに、耐荷体って言うのはコレです。

2本より線がUターンで耐荷体に接続されています。

この部分に荷重が掛かります。

そして、除去式仮設アンカーなので最終的にこの耐荷体とポリホースは地中に残ります。

除去出来るのはポリホースの中のPC鋼線だけは除去出来ます。

除去は片方の1本を引張るとUターンなので抜けてきます。

 

話がそれましたが、パッカーの定着長部の長さは定着長+40センチ程度

この40センチというのは定着部の上と下で拘束する部分を20センチ+20センチ取っています。

定着長が3mの場合、パッカーを切断するのは20センチ+3m+20センチなので3.4mになります。

最初に必要な本数分のパッカーを切断していきます。

大事な事は長さをゼッタイに間違わない事ですw

長い分には問題ありませんが、短いと・・・・

最近の流れとして、定着長部と自由長部のパッカー規格が違います。

自由長部は安いパッカーを使用することが多いです。

続きはまた次回に

 

それではまた。

  • B!

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