皆さんこんにちは。
エンタです。
GW開けから東京で集水井の現場が始まります。
久しぶりの集水井!
地すべり対策工事などを行っていても、集水井の工事はあまりやりません。
なぜなら、この工事はほとんどと言っていいほど業者が決まっていますw
まぁぶっちゃけ知っている人は知っていると思いますが、ガチガチの業界ですよね。
我々の様な新参者の業者が施工する事を許されていないかの様に入れません。
まぁいにしえの何かがいまだにある業界のように思います。
工事としてはそれほど難しい工事ではありません。
ただ、機械を持っているか?
足場を持っているか?
H鋼足場を組めるか?
酸素欠乏・硫化水素危険作業特別教育を持っているか?
などなど若干のハードルがあります。
まぁ足場は外注すれば良いのですがw
水でずぶ濡れになるので常にカッパを着用し、また井戸の中で削孔機を使用する為爆音になります。
確実に耳栓かイヤーマフが必要です。
施工は通常の施工と同じなのでそう大した事はありません。
山さえ良ければですけどw(ここが大事だけど)
しかし、問題は下請の金額が非常に安いことです。
削孔長が長ければ長いほど単価は安くなるモノです。
私も集水井は元請経験が2回ほどあるのでよく知っているのですが、1次業者は非常に儲かります。
しかし、施工する2次業者は・・・・
まぁ山が悪くても1次業者が結構補填してくれるのはそう言う理由ですw
今回はうちは1次下請なので精一杯元請けの為に施工と施工管理を行うだけ。
どの業界も光と闇があって、
あまりにも1次下請が2次下請(施工のみの会社)にキツくしてるとどんどん業者いなくなる。
大手の傾向として、自社が儲かる為に下請の金額をいかに切るかが意外と今だにあるあるな訳で、
各現場によっての利益率とか関係無しに、本支店経費の一律設定とかどうなのよ?って思います。
そんな大手支店業者がドカドカ大型物件を取って儲かる時代はとうに終わっているのですが、
良い時代を生きた方々がいまTopに近い位置にいるためしばらくこの悪い循環は続きそうですw
もうどんどん企業は新陳代謝を促さないと終わっていくように思えます。
それではまた。