自穿孔ロックボルトにおける人力削孔と注入

皆さんこんにちは。

エンタです。

東海地方はもう春です。

でもズボンのインナーは欠かせません(笑)

昔は馬鹿にしてたのですが、今では履かないと何だかスースーします。

インナー履いていますか?


閑話休題

自穿孔ロックボルトにおける人力削孔と注入

自穿孔ロックボルトで削孔・注入の状況ってあまり写真無いですよね。

って事で撮ってきました!

うちでもそれ程施工しないので、これを逃すと写真撮れないなと言う事で。

※擁壁は先に通常の削岩機で穴を削孔し、そこに自穿孔ボルトを差し込んでいます。
(自穿孔で擁壁抜くのは時間が掛かります)

自穿孔ロックボルトに削岩機用のシャンクロッドを装着します。

このシャンクロッドに削岩機を装着します。

これでセット完了で、削孔始めます。

今回1本500㎜なので1本終わると継ぎ足してしていきます。

カップラーと使って継ぎ足します。

そして、シャンクロッドを取付また削孔です。

削孔のポイントはクリコ(削孔スライム)をよくかき出す事です。

そうする事でしっかり削孔出来ます。

基本孔壁が自立しない山での使用ですので中の孔壁がドンドン崩れて排出された場合、

孔内が大きくなる事は結構有ります。

削孔が終わった段階で注入になります。

今回は量が少ないので、ピクニック?お花見的な感じでのプラントですw

セメント5袋なのでこの程度で。

ミキサーは手動で、ポンプはペコポンです。ダイヤフラム式ポンプですね。

株式会社ヤマダコーポレーション

エアーの力を使用してグラウトを押します。

自穿孔ロックボルトに注入用アダプターをセットし注入します。

注入用アダプターが無いと自穿孔は注入出来ません。(出来ない事は無いのですが、大変です。)

今回は圧力も低いので通常のエアーホースで注入しています。

通常のグラウトポンプの場合は耐圧ホースでないと危険です。

自穿孔ロックボルト真ん中の穴からグラウトを注入し、先端からグラウトを輩出し上に上がってきます。

圧力が多少掛かっているので見えた時点で止めても上までしっかり上がって来ます。

この時に自穿孔ロックボルトを多少上下左右に動かして馴染ませるとグラウトとの付着をしっかり出来ます。

特に孔壁が自立しない場合は周囲の土砂との付着も気になるのでしっかり馴染ませて下さい。

ちょっとした事ですが、大事な事なのでやってみて下さい。

オーバーフローさせなくても大丈夫なのですが、止めても勝手に出てきます(笑)

出来れば汚れるのでフローさせない方が綺麗です。

これで終了です。

先端に発泡スチロール刺してますが、内圧で中から出てくるので栓をしました。

後は、硬化後に間詰めを行い、受圧板取り付けて完了です。

 

恐らく、ここまで手堀自穿孔ロックボルトを書いてある記事は世界初?でしょうかwww

次は受圧板取付までお待ち下さい。

 

それではまた。

  • B!

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