皆さんこんにちは。
エンタです。
最近、凄いというか、そんな考え方ある??
って事が起きました。
切土のり面のモルタル吹付の上にPC受圧板の設計で、不陸調整は無しなんです。
地山にPC受圧板ならまだ分かるのですけど、モルタル10㎝の上にPC受圧板である程度不陸があるわけです。
なぜ不陸調整が必要無いかというと、ある会社の現場の人(専門業者)がモルタルが割れて受圧板が馴染むので問題無いと言ったからだそうです。
役所がそう聞いたと言っているので間違い無いでしょうw
私らはPC受圧板はしっかり裏込めやらないと割れるよ?って言っているんですが、聞き入れてもらえません。
私もこの業界にまぁまぁ長い方ですが、仮設吹付で3㎝~5㎝のラスなしモルタル吹付で受圧板はいくらでもありました。
割れて馴染むと言うのは分からなくはないです。
しかし、モルタル10cmで割れて馴染むなんてどう考えてもあり得ない訳です。
偏荷重で確実に割れます!
これは私もいくらでも見て来ましたし、経験済みです。
同業者がそんな事を言うなんてホントビックリで笑えましたw
上記写真はあまりにも不陸が酷い為、仮吹付したんです。
そして、通常の予定であれば仮吹付後にラスを張り仮緊張し注入型のザブトン材にセメントミルクを注入します。
セメントミルク硬化後、本緊張だったのですが仮緊張でクラック入りましたw
結構不陸をある程度調整したにも関わらず・・・・
こんな事になるのが嫌なのでしっかりした施工を、下地処理をしたいわけなんですよねー
それが要らないってもうねーw
こうなると、必要ないという指示書を出してもらうか、打合せ簿で打合せしたと言う記録を作るしかないわけですよ。
仮に割れたら誰が責任取るんでしょうか?w
緊張の時に役所に来てもらって、コレだけ不陸があるのですけどこれから緊張します。
割れる瞬間も驚く瞬間も映像に収めて・・・w
と言っても、そうならないようにしていくのも仕事ですから、それがプロの仕事ですからグッと堪えてやって行きましょうw
どうなるのか分かりませんが、まあご連絡しますw
それではまた。