皆さんこんにちは。
エンタです。
先日まで秋田にいたのですが、花粉がまだ少なくて非常に快適で最高でした。
そして、愛知に帰ってきたのですが、地獄ですね!
花粉地獄ですね!!
閑話休題
この材料算出シリーズがあるのをすっかり忘れていましたw
前回まではセメントでした。
今回は砂ですね。
法枠材料の算出(その1) ラス金網編
法枠材料の算出(その2) 法枠縦梁鉄筋編
法枠材料の算出(その3) 法枠横梁鉄筋編
法枠材料の算出(その4) 法枠網編
前回までに分かっている事は
1:4モルタルの配合はおおよそどこの国県市町村でも
セメント:砂 配合比は
420kg:1680kg
計算例の法枠のm3数量
230.1m×0.3m×0.3m=20.7m3
(法枠延長×枠幅×枠高さ=モルタル体積)
砂の場合は案外簡単なのですが、
1m3当りが1680kgなので
20.7m3×1680kg=34776kg=34.776t
になります。
実際は2割ほど割りましてして考えれば問題ありません。
と言うのも、砂の入荷はいっぺんに入れる事が出来ません。
多くても4台(大型ダンプ)程度です。
おおよそを掴んで、最終調整で入れれば良いので気にする必要は有りません。
余談ですが、
砂山のこの斜面の角度が安息角と言います。
ずれ、くずれに抵抗しようとする力を摩擦抵抗力と言い、
崩れる、崩れないの境の角度を内部摩擦角と言います。
また、土粒子同士が結合するチカラを粘着力と言います。
コレがよく言う土の力学的性能ですね。
土粒子の種類などで変わるのですが、この状態で水を一杯含ませると飽和状態となり、崩れます。
我々の仕事は、外的応力や水で重くなった法面でも1.2倍の安全率までは保たせる様にするのが法枠工などです。
それではまた。