皆さんこんにちは。
エンタです。
前回法枠の縦枠を書きました。
今回は横枠です。
前回主測線(検討断面)を軸に縦枠を左右に法枠を振りました。
次は横枠ですが、基本レベルです!
このレベルと言う言葉ですが、土木では水平という意味を持っています。
法面屋も土木屋もレベル=水平という認識を持っています。
水平に横枠引くとこんな感じです。
この辺は基本中の基本ですよね。
たまに、NEXCOなどで道路勾配に合わせろって現場も有りますが、基本はレベルです。
次に横枠で大事な事は上にマゴを持ってくるか、下にマゴを持ってくるか?って事です。
マゴとは余りの部分です。(地方によって言い方が変わります)
マゴはこの様な部分です。
様は正規マス(設計通りの枠の形、正方形)を法肩から取って行った場合に、法枠ピッチと切取り断面の法長が合わないとマゴが発生します。
マゴをどこに設置するかで法枠の見た目がだいぶ変わります。
例えば、法枠を下から上に見る場合だと、法尻って見にくいですよね?
法尻が見えない場合で有れば、法尻にマゴを持ってくることで、法枠の正規マスが増えるので見た目が綺麗に見えます。
↓の法枠の真横を車が通行するような場合だとマゴが上に有った方が運転手・歩行者にはマゴの存在は見えにくいですよね?
道路沿いの法枠は上にマゴが多いと思います。(監督の感覚と経験にかなり偏りが有るw)
いかにマゴを見えにくい状況にするか?が結構重要になって来ます。
どこにマゴを設置するか?
コレは非常に重要な見た目を左右する部分です。
法枠を設置する際はこの辺も気に掛けて施工してみるとイイと思います。
見た目が良いと安定感も有りますし、検査で指摘されることも有りません。
見た目は大事ですね!
法枠の墨だし(芯出し)は十分に検討して下さい。
それではまた。