皆さんこんにちは。
エンタです。
本日うちの会社から鹿児島に向かって機械が出発しました。
しばらくの間ですが、よろしくお願いいたします。
閑話休題
水抜きパイプと水切りコンクリートで変わる面積
のり面屋としては当たり前の言葉ですよね。
水切りコンクリートと水抜きパイプはどちらが好きですか?って言われると水切りだよね!
ってなりますよね。
なんだそりゃ?って方に簡単に説明しますと。
前回書いておりますので、こちらで。
今回またなぜ書いたかと言いますと、枠内の面積減る時にどうやって計算してるか?
って事を質問されましたので書いてみます。
法枠の断面図です。
法枠の横枠の真ん中当りに設置します。
だいたいVP50の塩ビパイプを使用します。
※面積の計算に塩ビは関係しませんw
この場合、普通に枠内面積計算出来ます。
全体の面積ー法枠の面積=枠内面積
では、水切りコンクリート工だった場合はどうでしょうか?
水切りコンクリート工を施工した分、枠内面積が減ってます。
これはどうやって計算するか?
まず法面全体の平均勾配を出します。
1箇所1箇所測る事は現実的では無いので、平均勾配を出して下さい。
平均勾配は役所図面の標準断面図でも大丈夫だと思います。
もしくは元々の設計で水切りコンクリート工が設計されている場合、計算根拠に書かれている場合も有ります。
上記図の赤線部分の長さを出します。
横枠の外周と交点を抜いた長さを出します。
全横枠長×水切りコンクリート部の長さ=水切りコンクリート部面積
全面積ー法枠面積ー水切りコンクリート部面積=枠内面積
となります。
ちなみに、水切りコンクリート工の精算はm3精算ですので、
平均断面積×全横枠長=水切りコンクリート数量
となります。
ちょっとややこしいですが、数量計算はこんな感じで測定しています。
それではまた。