機械を買う時に判断する数字

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日は単価の事を書きました。

施工単価の決め方、単価の作り方(一般向け)

今日は施工機械を買うか買わないかの判断材料としての考え方を書いてみようと思います。

あくまでも私の主観と経験で書いていますので、皆さんの考え方と違うかも知れませんが

その辺はご了承下さい。

 

税務に関して減価償却の耐用年数と言うのがあるんですが、まずそれを基本にします。

ざっとココで減価償却を説明します。

 

1,000万で買った機械をその年で一発で経費として落とせません。

耐用年数に応じて割り算して経費計上します。

例えば建設機械で耐用年数が6年だとすれば、1,000万÷6年≒1,666,666円

コレだけ経費計上出来ると言う税金の仕組みです。

耐用年数は機械や製品で決まっていますので国税庁のHPとか探して下さい^^

で、機械を買う時の考え方です。

1年間にどの位の頻度で使用するか?

って事が大事になります。

 

しかし機械って持っているだけで意外と使わないモノも有りますよね?

と言う事はそれは買わなくても良かったのかも知れませんw

しかし、持っていれば仕事が来る可能性があるので、先行投資であればOK

 

基本的に私の考えとして、1年間に3ヶ月以上使用するのであれば買います。

1,000万の機械を1ヶ月レンタルした場合に50万掛かるとします。

3ヶ月使用すると150万になります。

それを6年続けるとほぼ買えますよね?

 

600万の機械を1ヶ月レンタルすると8万する場合、3ヶ月で24万です。

600万の機械の耐用年数は6年で1年間の償却は100万なので、24万と100万。

借りた方が得です。

借りる金額よりも、購入支払の方が多くなるので会社経営を圧迫します。

 

しかし実際の話は上にも書きましたが、

有ることで仕事が来る可能性もあるので一概には言えない所も有ります。

そして持っているって言う気持ちの高ぶりや、やっと買えた!って気持ちなどもあるのでw

テンション上げてリスク取って頑張ろう!って人は買うべきでしょうwww

また専用機械(レンタルに無い)は無いと仕事にならないので持っておく必要があります。

やっぱ新車はテンション上がりますからね。

 

ただし、無駄な節税のための購入だけはやめましょう!

いくら使うからと言って、税金対策の為に買うと目の前の現金が無くなり四苦八苦しますw(今の弊社)

無駄な節税はせずに、しっかり納税きっちり納税ですよって私は思っています!

なので銀行から借りて買うのが一番リスクヘッジだと思います。

儲かっていても現金が無くなれば黒字倒産一直線ですw

決算時期に各機械メーカーの営業マンはこぞって売りに来ますから注意です^^

 

300万以下の機械はドンドン買えば良いと思っています。

その程度なら仕事ですぐ返せます。

やはり500万以上の機械はある程度レンタルと購入の金額差を考慮した方が良いと思います。

機械は買う時は良いのですが、必ずメンテナンスが付いてきます!

メンテナンスもお金が掛かるという事を覚えておいて下さい。

 

と言う事で、機械を買う時のお金の考え方でした。

少しでも参考になればと思います。

 

それではまた。

  • B!

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