皆さんこんにちは。
エンタです。
これ知っていますか?
パッと見は分かりませんよね。
バッタの大群ではありませんwww
20年ほど前に若干流行ったチップ材です。
間伐材や伐採木をチップ状にして吹付て緑化をしようというアレです。
実はこの工法を全国でもいち早く施工し、施工管理して調査までしたの私ですw(コドラートで)
結論から言って生えてないんです!
5年調査して結果在来種さえも生えず、15年ほどでやっとチラホラ生えた感じです。(調査は5年)
なぜ生えないかと言うメカニズムや理由はあります。(今回は書きませんけどw)
今でもそこは完全に緑化できたとは言いがたい感じですが、まぁその当時は流行っていたのでしょうがない所ですね。
って思っていたのですが、最近造成中のある場所でこのチップ吹付を見つけたんです。
ええええって思ったんですよね。
今どきチップ吹付って・・・
しかもこれだけ緑化はメンテナンスにお金がかかるという事が分かっているのに、しかも宅地造成地で?
まじで??それだったらまだ芝張った方がよくね??
って思うわけですw
↑の写真の左奥はしっかり生えている植生基材吹付です。半分はチップです。
今頃なんの実験だよ??wって
そして、このチップ吹付は恐らく10年は生えないでしょうね。
今この段階ですでに肥料も枯れ、水分も無くパッサパサ。
見た目も悪いし、なんだろうな~って思う施工でした。
否定するわけではありませんが、施工工種には流行すたりがあって時代遅れだとなんだか目立ちますね。
しかも、良い工法ならまだしも・・・
まぁエコで再利用でと言うならあれでしょうけど。
時代は回る?
かつてのように3インチとかのデカいホースで吹付けする時が来るんでしょうか??
それではまた。