昔は釘で吹付厚を管理していた時代があった!!

皆さんこんにちは。

エンタです。

コレ知っていますか?

枠内の水抜きの横にある釘。

 

一般の方が見たら???

抜き忘れ?

って思われるかと思いますが、コレには意味があります。

 

まぁ法面屋で長年やっている方はよく知っていると思います。

見にくいですが、釘の頭が10㎜ほど出ています。

 

実はこれ、吹付厚測定用の釘です。

例えば吹付厚が100㎜の場合、五寸釘(150㎜)を地山に刺します。

そして40㎜叩き込み、110㎜出します。

 

吹付後に吹付厚100㎜以上有る場合、頭出しが10㎜以下になります。

コレを吹付厚の目安にしていました。

役所の管理でもコレをやらないと行けないとか、特記に書かれている県も。

 

岐阜県はD10×200㎜の鉄筋を打ち込むとかありました。

今も有るのか分かりませんが。

イマドキはPCスペーサーなどの場合、完全に隠れるまで吹き上げたらちょうどの厚さになる様になっています。

設計厚みよりも1㎜高さが足らないので、隠してしまえば吹付厚キッチリ!

コレだとロスが出来る限り少なくて良いですよね。

 

県によってイロイロ変わった方法がありますが、皆さんの地域ではどうでしょうか?

 

それではまた。

  • B!

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