施工管理の写真管理について

皆さんこんにちは。

エンタです。

写真管理を行う時に大事な事って結構有りますよね。

スナップ写真であれば特に気にせずバシャバシャ撮ればイイと思います。

しかし、役所に見せる工事写真ともなれば

ある一定の法則の下に写真を撮らなければ流れが見えません。

このある一定の法則とは何か?と言うと。

毎回、同じ様な写真を撮るんです。アングルの話しです。

写すモノの角度や方向の事です。

例えば出来形を写真管理する際に、イロイロな方向や角度位置で撮影したらどこがどこだか分かりにくいんです。

状況写真でも施工前、施工中、施工後とその都度の流れがわかる様に撮影します。

その時同じ場所なのに、撮影の仕方が全く違うと違う場所に見えてしまうのです。(そう言う技も・・w)

全景って撮ると思います。まぁゼッタイ撮りますよねw

数年前の現場ですが。

ラス張り完了の全景です。

ちょっと逆光で見えにくいのですが、この現場朝一に写真を撮らないと後は1日中逆光なんです。

しかし、朝日が無いと暗くて見えない、夕方も日が山に隠れると暗くてダメですねw

そんな現場もありますよね。時間指定でしか良い写真が撮れない現場!w苦労しますね。

ちょっと曇ってる位がちょうど見やすくなります。

次に上部のモルタル吹付完了の全景です。

鉄筋挿入工が終わり、グリーンパネル設置完了の写真です。

流れが分かりやすいですよね。

この写真見ただけでも流れがザックリ分かりますよね?

全景写真は同じ所から撮るとなお良いので、乗込時に写真撮影箇所の目印を付けておくと分かりやすいです。

基本的に施工管理をする上で大事な事は、誰が見ても(素人)分かる管理をする事です。

コッチがプロだからアッチもプロだろ?的な考えは通用しません。

役所は広く浅い知識で、イロイロな現場を担当しています。法面からトンネル行ったり、道路行ったりと。

専門業者の様に全てを知っている訳ではありません。

逆に我々のり面屋がトンネル現場行って判らない様に、トンネル屋ものり面の事は知らないのです。

トンネル屋にでもわかる様に施工管理する事で、分かりやすく適切な管理が出来るという事です。

施工管理は設計に乗っ取って管理する事ですが、施工の正確性を伝える事でもあります。

しっかり伝えて、伝わった時、元請けが良い点数取れると我々も嬉しいですよね!

 

それではまた。

  • B!

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