皆さんこんにちは。
エンタです。
先日ある地元元請業者の方と話しをしました。
その中で監督のレベルという話しになってw
職人のレベルもピンキリですけど・・・
地元業者が大手業者に下請で出す場合の判断基準として、
第一に来るのが安心感ですよね。
お金は高くて当然です。
大手はそれだけコストが掛かります。
今後大手の諸経費は17%~20%くらいまで行くんでしょうかね~
今は12~15%程度かと思います。
そして、問題は誰が来るか?w
ここが一番大事ですよね。
まず大手の場合、監督のリソース(人材の量)は結構有ります。
しかし、その中でデキル人とデキない人に分かれます。
この場合この程度までは出来るけど、これ以上は厳しいよね?という上司(工事責任者)などの評価です。
そこで天秤に掛けられる訳です。
それと同時に営業マンが受注予定している工事があります。
営業マンとて取ってきた仕事は綺麗に早く仕上げて欲しいので良い監督に言って欲しい。
1億の元請工事と3000万の下請工事があったとします。
3000万の下請工事は一般的な工種ですが、いつも仕事を出してくれる元請がいます。
当然下請なので元請の監督も常駐します。
1億の元請工事は一番利ざやが稼げる工事なので当然社内でもしっかりやれる監督が行きます。
また、役所に対しそれ相応の交渉が出来てしっかり変更でも稼いでくれる監督が良いですよね。
となると3000万の下請の監督はまぁとりあえずやれる監督がどうしても行きがちw
仮に1億の物件が少し先の発注でその監督が空いていた場合、とりあえず3,000万の工事に行きます。
そして、1億の工事が出た途端に代理人変更で入れ替わることは多々有ります。
3,000万の仕事を出した元請はどう思うでしょう。
しかも、来た大手の監督が。。。。 って感じで元請監督に手間をかける監督だった場合
経験が浅く下請の指示も甘く仕上がりもイマイチだった場合は結構イラつきますよねw
元請監督に教育されるような監督を誰が嬉しいでしょうか?
と言っても最低限の仕事はしっかりキッチリこなしてくれれば良いのでしょうけど。
ただ、こう言った場合結構ヤバイ人が来る事が多いですよねw(元請監督としては笑えないと思う)
この対策として、元大手出身者が在籍している管理が出来る地元業者を使用すると言うのも1つの手だと思います。
なぜなら、地元業者の監督のリソースはかなり少ないのでその監督が全ての現場を確認出来るからですw
そして、良い悪いの判断と対応が即時なんです。
下請も場合に寄っては自社班という事になると最高です。意思の疎通は取りやすいので。
まぁ監督も職人も施工会社もそれぞれで特色有りますからしょうがないのですけど、
出来る限り適材適所でその人が会社が上手く仕事出来ると良いのですけどねー
ただし一つ例外があるとすれば、「あいつはホントしょうがない」けどアイツなら良いよって人がいます。
ようは可愛がられるタイプの人間です。誠実で一生懸命だけど、ポンコツw
しょうがないと思われたら勝ちなのか??
大手も大手だけに大変です。
最初からハードル高めで仕事出来て当然って風潮で考えていますから。
地元企業は心配されつつもそつなくこなせば凄く評価してくれますwww
難しい選択ですがだれもが皆共通の意識は「良い施工と良い施工管理」です。
お互いに切磋琢磨していける関係が一番イイですよね!
それではまた。