皆さんこんにちは。
エンタです。
今日から11月!!!
今年も残り2か月です!
惜しみなく仕事していきましょう^^
閑話休題
今回はちょっと吹付の修正配合について書いてみようと思います。
吹付現場で行われる現場修正配合ってありますよね。
これは何ぞや?って思われる方もいると思います。
基礎の基礎からw
モルタル吹付=1:4モルタル=セメント1:細骨材:4
コンクリート吹付=1:4:1コンクリート=セメント1:細骨材4:粗骨材1
水セメント比(W/C):45~55% セメントに対する水の量
モルタル吹付 1m3あたり セメント量:420㎏
コンクリート吹付 1m3あたり セメント量:360㎏
これが配合の基本です。
俗にいう示方配合というものです。
昔はこれが設計書にも載っていましたが、今は市場単価になって書いてないですね。
この示方配合を元に現場配合を決めます。
各地域で購入できる砂やセメントの比重が違います。
それを一定にするために、現場修正配合で修正し吹付を行うって事です。
しかしここに問題があって砂は地域によってバラツキがあります。
そのバラつきとは強度や施工性です。
こっちの地域は良い砂で強度も出るが、あっちの地域の砂は強度が低いと。
しかも洗い砂を購入しているにも関わらずネバつく砂があったり、泥分が多かったり。
こればかりは施工してみないとわからない部分がありますね。
この写真は砂の計量器です。
これを使用して1BT(1バッチ)当たりの砂の量を計測して投入します。
建前上は修正配合を行い施工しておりますw
上記で書いたように地域によっては施工性の非常に悪い砂などがあります。
その場合はエアーの圧力を強くしたり、エアー量を増やしたり、塩ビホースを使用したり、
㊙の量を増やしたりしてガンマンが上手く材料を出します。
そうやって吹付を行っています。
施工管理上は現場修正配合を行って施工していますが、
どうしても材料の地域特性があり修正配合?なにそれ美味いの?って事も多々あるという事を覚えておいてください^^
それではまた