削孔機の工夫

皆さんこんにちは。

エンタです。

私、意外と若いんです!

はい40歳なんですw

見た目は40後半って言われますが。。。

業界に入って21年程経つのですが、やはりこの業界の経験年数は大事ですね。

世の中では1万時間の法則と言われる物があります。

誰でもその事において1万時間を経過すればプロと呼ばれると言うものです。

年で言えばだいたい3年ですね。

しかし、それはどちらかと言うと、練習次第でなんとでもなるような

事なら1万時間でも良いでしょう。(ピアノ、バイオリン、等々)

しかし、工事現場は生き物です。(昔の上司に言われましたw)

常に変化していきます。

この変化を先に先に読み取って対応していく。

現場管理の難しさです。

土木は経験値です。経験が物を言う世界。

3年程度ではこの業界のサワリしか身につかないでしょう。

3年かかる所を1年でやる勢いで3年続けると

とんでもなく成長出来ますが、

今の世の中それをブラック企業と呼ぶ理不尽w

そう思えば、成長しにくい時代ですが、

建設業って本当にホワイト企業多いですよ。

昔はブラックが多かったんですが、今はホワイトが多い。

ホワイトがブラックを飲み込もうとしているんでしょう。

が、その影でブラックもホワイトに飲み込まれようとしている訳です。

それでバランスを保っている訳ですね。

よい経験を得る為にはどちらもバランス良く経験する必要があります。

上の図は対極図と呼ばれる印です。

 


閑話休題

 

吊り式削孔機やアタッチドリルなどはロッドの長さで削孔長を見ます。

削孔中、削孔ロッドが中に入って行くわけですが、

どうにも現状の削孔長が分かりにくいんです。

 

役所の立会時にも

役所:「今はどの位削孔したの?」

工事担当:「だいたい、半分くらいですかね~」

役所:「分かりにくいね」

工事担当:「本体がスプレーの所に来たら終わりです」

役所:「あの印で4m?」

工事担当:「だいたい4mですね」

 

と曖昧な感じになる訳です。

実際は、設計削孔長よりも多めに削孔すれば良いのでしょうが、

そこをあえて正確に管理しているように見せるのも大事です。

そこで、写真の様にあらかじめマーキングをして表示しておけば

削孔オペも迷いませんし、ミスも少なくなります。

ちょっとした工夫で施工も管理も楽になります。

と言う事でまた。

  • B!

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